ミハエル・シューマッハ選手が昨
シーズンいっぱいで引退し、2年連続チャンピオンのアロン選手、ライコネン選手(それぞれマクラーレン、
フェラーリに移籍)らが中心となり、新しい時代に入っていくF1
グランプリ。18日(日曜日)に今年の開幕戦となるオーストラリアGPが行われた。
スタートからレースを振り返ろう(予選でギアボックスのトラブルのため、タイムアタックを出来ずに16番グリッドからスタートする予定だったフェラーリのマッサ選手は、決勝前にエンジン交換をしたため、最後尾からのスタートに)。スタートはポールポジションからスタートしたライコネン選手が順当なスタートを決め、1
コーナーを先頭で抜けた。2番以降はハイドフェルド選手(3番手スタート、BMWザウバー)、大型新人の
ハミルトン選手(4番手スタート、マクラーレン)、アロンソ選手(2番手スタート)の順。本家ホンダチームを大きく上回る10番手グリッドからのスタートしたスーパーアグリの佐藤琢磨選手も9位まで順位を上げた。しかし、佐藤琢磨選手のチームメイトのデビッドソン選手(予選11番手)はスタートでエンジン
ストールしてしまい、大きく順位を下げてしまった。
レースは特に大きな動きなく1回目のピット
ストップが行われる20周前後まで進んだ(今回のレースは2回ピットストップ作戦が大多数)。しかし、1回目のピットストップを機に若干の順位変動が起きた。14周目という早めのタイミングでピットインしたハイドフェルド選手が、ピットアウトした位置の関係でタイムロスがあったせいなのか順位を下げ、上位陣が1回目のピットストップを済ませた時点でのオーダーはライコネン選手、ハミルトン選手、アロンソ選手、クビサ選手、ハイドフェルド選手、フィジケラ選手(ルノー)の順に。残念ながら、スーパーアグリの佐藤琢磨選手も1回目のピットインで渋滞に巻き込まれ15位まで順位を下げてしまった。
次にレースが動いたのは40周前後に相次いで行われた2回目のピットインのタイミング。ライコネン選手が危なげない走りで首位を快走しているのは変わらないものの、ハミルトン選手、アロンソ選手の順で2−3体制を固めていたマクラーレン勢の順位が逆転したのだ(後にピットインしたアロンソ選手は前がクリアとなった隙にスパートをかけた)。アロンソ選手としては「チャンピオンの貫禄を見せつけた」といったところだろう。
結局、上位陣に2回目のピットストップ後から大きな順位変動はなくチェッカー。最終的な結果はライコネン選手、アロンソ選手、ハミルトン選手(デビュー戦表彰台フィニッシュは96年開幕戦オーストラリアGPの
ジャック・ビルヌーブ選手以来の快挙)、ハイドフェルド選手、フィジケラ選手、マッサ選手(最後尾スタートとなったため、1回ストップ作戦を取ったのが功を奏した)、ロズベルグ選手(
ウィリアムズ)、ラルフ・シューマッハ選手(
トヨタ。トヨタチームはトゥルーリ選手も9位で完走し、開幕前に指摘されていた不調を考えれば、予想以上の好調といえるだろう)の順である。
スーパーアグリとホンダは、スーパーアグリが佐藤琢磨選手12位、デビッドソン選手16位(デビッドソン選手はレース序盤にスパイカーのスーティル選手との接触で背中を痛め、レース後病院へ運ばれた)、ホンダのバリチェロ選手とバトン選手はそれぞれ11位と15位で完走。スーパーアグリの結果はポイントゲットこそならなかったものの、レースウィークを通して予想以上の好調を見せたといえるが、ホンダの方は大きな課題の残るレースとなってしまった。
次戦はしばらく間が空いて、4月6日から始まるマレーシアGPだ。灼熱の中で行われるレースはフェラーリとマクラーレンを中心に回っていくのか、それとも勢力分布に変化はあるのか?(永田)
http://www.honda.co.jp/F1/race2007/rd01/report/(ホンダF1)
http://www.saf1.co.jp/jp/news/press/nws_070318.html(スーパーアグリ)
posted by Carmode at 01:31|
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