2007年04月03日

JAF、アメリカでも日本語のロードサービスを開始

JAF(日本自動車連盟)はアメリカでAAA(アメリカ自動車協会)のロードサービスを利用するJAF会員に対し、その取次ぎを日本語で行うサービスを開始すると発表した。当然のことだけど、今までアメリカでクルマを運転中に故障や事故といったトラブルに遭った際には、英語でやり取りをする必要があった。しかし、海外で長く暮らしている人でもなければ、そんなときに正しく状況を伝えるというのは非常に難しいことであり、海外旅行や仕事などでアメリカでクルマを運転する機会が多い人にはとても嬉しいサービスといえるだろう(レンタカーを利用している場合はレンタカーに備えられているサービスが使えるため、まずはレンタカー会社への連絡を勧めている)。

電話番号は1−949−862−9572(最初の1は不要な場合もあり)で、AAAが無料で行ってくれるロードサービスはバッテリー上がり、キー閉じ込み、燃料切れ、パンクの対応、3マイルまでの牽引となっている。JAF会員の方がアメリカに行く際にはぜひ、どこかに控えて置いた方がいい電話番号となりそうだ。(永田)

http://www.jaf.or.jp/inter/aaa-service01.htm
posted by Carmode at 17:13| ニュース

WRCポルトガル、フォード規則違反発覚!

ローブ選手(シトロエン)、グロンホルム選手、ヒルボネン選手(それぞれフォード)という今シーズンのWRCの勢力分布を象徴するような結果に終わったWRC第5戦ポルトガルラリーだったが、ラリー終了後に大ハプニングが発生した。なんと、再車検でフォーカスWRカーのレギュレーション違反が発覚したのである。

発覚したレギュレーション違反とはリアサイドウィンドウの厚みに関する問題で、最低3.5mmとなっている規定よりも薄いものが使われていた(ホモロゲーション申請のモデルとも一致していない)というもの。このレギュレーション違反に対する制裁として、フォーカスWRカーを使っていた6人のドライバー(マーカス・グロンホルム選手、ミッコ・ヒルボネン選手、ヤリマティ・ラトバラ選手、ヘニング・ソルベルグ選手、マシューウィルソン選手、ガレス・マクホール選手)に5分間のペナルティが課せられることになり、ポルトガルラリーの結果は大幅に変化。最終的な順位は

優勝:ローブ選手(シトロエン)
2位:ペター・ソルベルグ選手(スバル
3位:ソルド選手(シトロエン)
4位:グロンホルム選手(フォード)
5位:ヒルボネン選手(フォード)
6位:カールソン選手(シトロエンクサラ)
7位:ガリ選手(シトロエンクサラ)
8位:ラトバラ選手(フォード)

というものに変更された。この順位変動で第5戦終了時点でのポイントリーダーはローブ選手(38ポイント、2位は37ポイントのグロンホルム選手)に移り、ペター・ソルベルグ選手はスバルチームに今季初の表彰台をプレゼントすることになった。スバルチームとしては手放しでは喜べないものの、今後のモチベーション向上につながるのではないだろうか。また、このペナルティが今後のWRCの戦いに何か変化を与えるかというのも気になるところである。(永田)

http://www.subaru-msm.com/news/070401.html
posted by Carmode at 08:52| ニュース

2006年度の登録車、29年ぶりの低水準

自販連が3月の乗用車販売台数概況を発表し、その結果2006年度の登録車販売台数が判明しました。まず3月の販売台数から見ていくと、全ブランド合計で42万586台。前年比87、6%(12、4%マイナス)で、20ヶ月連続マイナスを記録しています。87、6%を業界平均だと考えると、平均以上だったのはホンダ(前年比87、6%)・レクサス(同173、0%)・マツダ(同88、9%)・三菱(同95、3%)・スズキ(同104、4%)の5社。レクサスはLS460の好調さによるもの。マツダは大きな増加こそないものの、CX−7などが売れている模様。三菱はデリカD:5が好調なのでしょう。

逆に業界平均を下回ったのはトヨタ(同86、7%)・日産(同84、2%)・ダイハツ(同74、9%)・スバル(同81、6%)。トヨタは最近平均を下回ることが多くなってきた。オーリスやブレイドなどの新車効果薄れてきたか? 日産はスカイラインの存在感を高めるべく色々と活動していますけど、それでも前年比プラスには至っていない。次期Xトレイルやキャシュカイ、さらにはスカイラインクーペにGT−Rなど話題は豊富なだけに、今年度はぜひとも勝負をかけたいところ。ダイハツは軽自動車にシフトし過ぎた? 小型車などで元気ないのがちょっと心配。逆に言えば、登録車はもうトヨタ任せで、軽自動車専門になってしまったりして……。問題はスバル。大きな期待を寄せるとすれば、新型インプレッサか? 今週開催されるニューヨークモーターショーでデビューの可能性高く、これで一発奮起してほしいところ。

2006年度の販売台数は358万7930台。2005年度と比較して8、3%マイナスです。何でも29年ぶりの低水準で、販売台数のピークだった1990年と比べると、実に200万台近く減っているとのこと。今後日本の登録車市場はどうなるのか。おそらく数年ごとに売れたり売れなくなったりという”波”がやってくるのでしょう。

道具としては軽自動車で何の不満もないですが、クルマそのものの楽しみはやはり登録車に敵わない部分多し。今後は登録車だけにある魅力をどれだけ構築し、それがユーザーに伝わって理解されるか。何とも難しい時代ですね。(新美)

http://www.jada.or.jp/contents/data/brand/gaikyo/200703.php(3月のブランド別販売台数)

http://www.jada.or.jp/contents/data/type/index01.php(登録車年度販売台数合計)
posted by Carmode at 08:49| ニュース

2007年04月02日

実質的にエタノール混合が始まる?

バイオエタノールこそ最近話題によく上がりますが、ETBEと聞いてもピンと来ない人は多いのではないでしょうか。ETBEとはエチルターシャブチルエーテルという物質のこと。エタノールにイソブチレンを加えて生成される物質です。多くはバイオエタノールから製造され、バイオガソリンなどとも呼ばれます。

なぜETBEを取りあげるかといえば、それは日本でも導入される流れにあるから。ETBE、実はフランススペインで既に自動車用燃料としてガソリンに混ぜて使用されているのです。日本でも石油連盟主導で、今年5月から50箇所のガソリンスタンドにおいて試験販売される予定。

気になるのはその性能。どうやらバイオエタノールと同等の二酸化炭素削減効果が得られるようです。有害性についても概ね問題なしとの結果が出たし(財団法人石油産業活性化センターによる)、なかなか魅力的なものではないでしょうか。

コストが気になるところですけど、バイオエタノール由来の物質ですから、バイオエタノールさえ安くできれば、ほぼ同じくらいのコストで製造可能。

ただし、バイオエタノールに対して優位性があるのかなどは不明。経済産業省も、そのあたりを詳しく調査しているようです。もしバイオエタノールより優れた点が少ないなら、導入はそこまで歓迎できるものではない。バイオエタノールにETBEも加わったら、市場は混乱します。ハイオクとレギュラー、それに軽油の3種類でさえ、誤給油がある時代ですから。

ともあれ、燃料についても色々研究が進んでいるのは面白い。できればガソリンより税金安くしてほしいですね。(新美)
posted by Carmode at 21:33| ニュース

ガソリンスタンド選びの基準は?

「エネオスのハイオクは加速がいい」とか言ったりしますが、実際ガソリンによる性能の差をどれくらいの人が体感できているでしょうか。きっと、そんなに多くはないと思います。では、皆さんはどうやってガソリンスタンドを選択していますか? 

ガソリンの性能の違いが分かりにくいとなれば、やはり一番の判断基準は値段になってくるのでは。しかし、単に値段で判断するのではなく、色々な懸賞も加味して考えてみたらどうでしょうか。

例えば、エネオスは4月20日から「エネオス・ニューヴィーゴ大感謝フェア」を開催します。これはエネオス・ニューヴィーゴを10L以上給油した人が対象のもの。抽選で50組100名にイチロー観戦ツアーが当たり、また現金10000円が1000名に、5000円が2000名に、1000円が10000名に当たるという大規模なフェアであります。

特定のガソリンスタンドの会員カードを作ったり、もしくはレシートに割引券があったりするなど、普段は行きつけのガソリンスタンドを利用する人が多いでしょう。けれど、ちょっとした出先ではどこにしようか迷う人も多いはず。どうせ給油するなら、懸賞に応募してみてはいかがでしょう? (新美)

http://www.eneos.co.jp/company2/press/2006_2007/20070329_01_0860197.html
posted by Carmode at 17:27| ニュース

Fポン開幕戦、インパル勢が1−2フィニッシュを飾る

国内トップフォーミュラであるフォーミュラニッポンの開幕戦が1日、富士スピードウェイで行われた。予選日の曇り空から一転して、晴天(気温23度)という絶好のレース日和となった開幕戦を制したのはポールポジションからスタートし、まったく危なげのないレース運びを見せたブノワ・トレルイエ選手(mobilecast IMPUL)だった。2位にも予選2位からスタートしたチームメイトの松田次生選手が続き、IMPULチームは1−2フィニッシュで開幕ダッシュを決めることに成功した。

3位にはジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(CARCHS KONDO)が入ったものの、レース後の再車検でマシンのフロアについているスキッドブロックが規定より薄くなっており、失格処分に。結果、3位以下は1つ繰り上がり、ロイック・デュバル選手(PIAA NKAJIMA)、ビヨン・ビルドハイム選手(DoCoMo DANDELION)、ロニー・クインタレッリ(INGING)、ミハエル・クルム選手(Arabian Oasis IMPUL)という順位である。

次戦は4月15日に決勝が行われる鈴鹿サーキットラウンドだ。今回、見せ場を作りながらも失格となってしまったジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ選手の巻き返しに注目が集まりそうである。(永田)

http://www.f-nippon.co.jp/
posted by Carmode at 08:20| ニュース

WRCポルトガル、ローブ選手が今期3勝目を挙げる

WRC第5戦ポルトガルラリーはすべての日程を終えた。上位陣に大きな順位変動は起きず、ラリーを終始リードし続けたシトロエンのローブ選手が優勝(通算31勝目となる今期3勝目)。2位、3位にはフォードのグロンホルム選手とヒルボネン選手が続いた。第2レグ終了時点で「ヒルボネン選手を逆転し、3位に浮上できるか?」という期待を持たれていたスバルのソルベルグ選手は、アンチラグシステムのトラブルによるレスポンス悪化などによりタイム差を詰めることが出来ずに4位のままゴール。しかし、2007年型インプレッサのポテンシャル確認やデータ収集済ませることは出来たようで、スバルチームの復活は時間の問題といえそうである。

5位以下はソルド選手(シトロエン)、ラトバラ選手(06年型フォーカス)、カールソン選手(シトロエンクサラ)、ガリ選手(シトロエンクサラ)の順だ。

併催のJRCは第2レグ終了時点でクラス首位だったアーヴァ選手(スズキ)を第3レグで逆転したアンダーソン選手(スズキ)が優勝。2位、3位にはアーヴァ選手、ベレーシュ選手(ルノー)が続いた。

次戦は5月4日に始まるアルゼンチンラリーである。コンディションが変わりやすく、非常に難しいといわれているこのラリーでどんなドラマが起きるのか?(永田)

http://www.subaru-msm.com/wrc2007/05/3.asp(スバルWRC)
http://www.suzuki-motorsport.com/jwrc/j/r2/leg3/index.html(スズキJRC)
posted by Carmode at 08:19| ニュース

2007年04月01日

GDPの1、4%! 交通事故による経済的損失

交通事故によって受ける心理的ダメージは大きいが、それとは別に交通事故が社会に与える経済的損失はどれくらいなのだろうか。内閣府は交通事故による経済的損失を研究し、試算結果を発表しました。

試算したのは2004年の交通事故について。驚くべきことに、その結果は6兆7460億円にも及ぶという。これは2004年GDP(国内総生産)の1、4%にもなる。

今回で3回目となる経済的損失の調査。2回目までは治療費や車の修理費など「金銭的損失」だけを扱ってきたものの、3回目は国際的な比較を可能とするため死亡者の失った将来の喜びなど「非金銭的損失」も試算しています。被害者1人あたりで見ると、金銭的損失は3317万円(死亡した場合)。非金銭的損失は2億2600万円にもなる。

金銭的損失はともかく、非金銭的損失については被害者の心理をお金に換算するため、なかなか難しい部分がある。ちなみに今回の調査では、非金銭的損失を「WTP(支払意思額。交通事故の死亡リスクを減少させる交通安全対策に支払ってもよいと考える額をアンケートから割り出した)」で計算している。ともあれ交通事故による損失がGDPの1、4%というのは、いかに交通事故の社会に与える影響が大きいか、改めて考えさせられます。

まず交通事故を減らすこと。メーカーと国、そしてユーザーがしっかり協力して取り組むしかありません。それから調査からも分かるように、被害者の心理的な部分である「非金銭的損失」のいかに大きいことか。つまり被害者の心理的な被害をできるだけ軽減すること。警察の対応もそうだろうし、とにかく被害者をいたわる体制を、もっともっと拡充してくべきではと考えます。(新美)
posted by Carmode at 18:48| ニュース

F1界の激しい動き。ファンは付いていける?

F1界で様々な動きが起きている。まずフランスGPが来季消滅するという話。まだ決定ではないけれど、フランス・モータースポーツ連盟が、現時点で2008年F1カレンダーへの登録を保留しているのです。サーキットが開催できる状況にないそうで、2009年から復活するのか、それともフランス国内の別のサーキットで開催するのかは不明。

F1開催地については、シンガポールやマレーシア、それにインドなどアジア地域も多くが名乗りを挙げており、またナイトレースが実施されるなんて話も聞く。日本だって今年は鈴鹿から富士に移動するし、とにかくF1開催については色々な動きが絶えません。巨額のお金が動くだけに色々きな臭い部分も感じますけど、世界最高峰のモータースポーツを自国で開催したいというのは、どこも同じか? 単に金銭的なものだけでなく、多くの外国人が自分の国へ来る事にもなるわけだから、文化などの面でも影響受けるだろうし、影響を与えられるでしょう。インドなどで開催したら、インドへF1観戦しに来た人は、色々驚くのではないか。

他にもF1では、2008年シーズンからトラクションコントロールが禁止されることに。FIAは「マシンのスピンの防止、スロットルに対するドライバーの過度の要求を補正することを目的としたシステムや装置を装備することを禁止する。ホイールスピンの発生をドライバーに知らせる全ての装置やシステムを禁止する」としています。トラクションコントロールは94年に一旦禁止されているものの、違反のチェックが困難だったため2001年に解禁されていた。

今回改めて禁止となったのは、各マシンが共通のECUを来季から装着することになっているから。それによりトラクションコントロールを取り締まれることになったのです。「違反をチェックできないから、これまで許可していた。チェックできるようになるから、また禁止するね」ということ。

最近のF1は、色々とルール変更めまぐるしい。予選方式やタイヤ、ペナルティにエンジンの使用期限などなど、ここ数年で大きく変わってきています。それで心配になるのが「ファンは付いて来れるのか?」ということ。もちろん熱心なファンは、苦もなく新ルールを覚えられるはず。しかしモータースポーツ初心者などには、こうしためまぐるしい変化ってマイナスなのでは。

ルールなんか知らなくてもF1マシンの迫力を楽しめればそれでいいなんて考え方もあるかもしれません。けれどルールを知っていた方が絶対に楽しい。F1ファンの底辺を広げ、多くの人がF1を楽しむことによって、F1界だけでなく自動車業界が活性化する。そう考えれば、いくら安全性など諸事情があったとしても、相次ぐルール変更は心から歓迎できるものではない気がします。(新美)
posted by Carmode at 17:35| ニュース

WRCポルトガル、ローブ選手がリードを広げる

第1レグ終了時点では上位4台による大混戦の様相を見せていたWRC5戦ポルトガルラリーの第2レグが終了した。トップは第2レグに設けられた6つのSSすべてでSSトップタイムをマークしたシトロエンのローブ選手。2位のグロンホルム選手(フォード)との差を40.5秒にまで広げた。3位はヒルボネン選手(フォード)である。ただトップのローブ選手との差は2分近いものとなっており、優勝争いはローブ選手とグロンホルム選手の2人に絞られたといっていいだろう。

ヒルボネン選手に続く4位がスバルのペター・ソルベルグ選手である。ソルベルグ選手は第2レグに入ってから、セッティングやペースノートがイマイチ決まっておらず、上位2台との差が開いてしまったようだ。しかし、3位のヒルボネン選手と差は僅か13秒なので、まだまだ表彰台を狙える位置にいるといえるだろう。なお、チームメイトのアトキンソン選手はSS7で大きくコースアウト。残念ながらレグから撤退となっている。

5位以下はソルド選手(シトロエン)、ラトバラ選手(06年型フォードフォーカス)、ヘニング・ソルベルグ選手(06年型フォードフォーカス)、カールソン選手(シトロエンクサラ)という順である。

併催のJRCはスズキ勢がアーバ選手、アンダーソン選手の順で1−2体制を固めている。3位はルノーのベレージュ選手だ。

第3レグは最終SSのスーパーSSを含む5本のSSで争われる。トップ争いと3位争いが最大の見所となりそうだ。(永田)

http://www.subaru-msm.com/wrc2007/05/2.asp(スバルWRC)
http://www.suzuki-motorsport.com/jwrc/j/r2/leg2/index.html(スズキJRC)
posted by Carmode at 09:05| ニュース

Fポン開幕戦、インパル勢がフロントローを独占

フォーミュラニッポン開幕戦の予選が3月31日、富士スピードウェイで行われた。午後の予選2回目は雨交じりのコンディションとなったため、多くのドライバーが午前中の予選1回目にベストタイムを記録、その中で予選を制したのは昨年のチャンピオンのブノワ・トレルイエ選手(mobilecast IMPUL)だった。トレルイエ選手にとっては、2年連続のチャンピオンに向け視界良好といったところだろう。IMPUL勢は2位にも松田次生選手が続いており、開幕戦フロントローを独占となった。3位以下はジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(CARCHS KONDO)、ミハエル・クルム選手(Arabian Oasis IMPUL)、アンドレ・ロッテラー選手(DHGトムス)、本山哲選手(Arabian Oasis IMPUL)という順である。

決勝は給油を必要とする300キロの長丁場かつ、気温や路面温度の上昇が予想されるため、各チームの戦略も勝負を大きく左右するレースとなりそうだ。(永田)

http://www.f-nippon.co.jp/
posted by Carmode at 09:01| ニュース

2007年03月31日

首都高、距離別料金制社会実験の結果は?

首都高速が昨年12月3日から実施している距離別料金社会実験(詳しくは2006年12月6日のニュースをどうぞ)を延長すると発表しました。継続する理由としては、距離別料金社会実験の認知度を図ることや、社会実験の及ぼす影響・効果を把握することが挙げられています。

社会実験の延長とともに発表されているのが実験結果。ご存じの通り、この社会実験は距離別料金制導入により、従来より安くなる部分でしか実施されていない。距離別料金制導入で一番の問題となるのは「羽田や京葉道へのアクセスなど、長距離利用する場合の大きな値上げ」なのにです。当然安くなるのですから、利用台数増える。実験結果では予想通り「増加」という言葉が至るところで使われております。

今後首都高は「さらなる認知度の向上を図る」としている。距離別料金制の認知度を図るのは結構なこと。しかし、安くなる部分だけの実験をし、「距離別料金制で利用料金安くなります」と言うのは詐欺と同じ。キッチリ値上がりする部分もユーザーに伝え、是非を問うのが筋であるはず。それから、一部では既に「距離別料金制導入」のビラが料金所で手渡されたなんて話も聞きます。正式決定されたワケではないのに、一体どうしてそんなビラが配られたのでしょう。

せっかく民営化でちょっとはユーザーのことを考えられるようになってきたかと思ったら、またこうして評価を落とすようなことをする。あまり賛成はできないけれど、ここまで来たら高くなる部分の社会実験もやったらいい。きっと利用台数は激減すると思います。それでこそ、公平な施策と言えるのではないでしょうか。(新美)

http://www.shutoko.jp/company/press/h18/070330_2/index.html
posted by Carmode at 23:02| ニュース

とうもろこし由来のエタノール、環境効果薄い?

アメリカのある大学教授が「とうもろこし由来のバイオエタノールは、CO2削減の効果が薄い」との論文を発表しました。バイオエタノール生産の過程で大量の化石燃料が必要となるため、そこまで環境に優しいワケではないというのです。

ポイントはエネルギー効率。トウモロコシの場合、生産過程での石油燃料消費を計算に入れると、新エネルギーとなる部分が少ないと主張されています。

他にもトウモロコシの値段高騰を危惧したり、エネルギー効率の良いサトウキビを大量に生産しようとすれば熱帯雨林の伐採が多く必要になり、結局環境に悪いということなど、バイオエタノールに対して厳しい内容。

折しも米ビッグ3の首脳が、バイオエタノールを積極利用しようとブッシュ大統領とともに確認し合ったばかり。そこへこういった論文の発表があるとは何とも皮肉なもの。

論文の内容が全て正しいとは言いませんが、少なくともバイオエタノールを単に使えば良いというわけでなく、生産過程や生産環境なども含め、物質のサイクル全体を見なければなかなか難しいことは明らか。となれば、やはり最近注目されている廃木材などを利用する「リサイクル&新エネルギー創出」というのが理想かと。注目を浴びているバイオエタノールですが、世界的普及、そして本当に環境に優しい普及にはまだまだ壁があります。(新美)
posted by Carmode at 19:56| ニュース

日本の自動車産業、世界規模では絶好調!

社団法人日本自動車工業会から2月の自動車生産と輸出の実績が発表された。発表によると依然として日本の自動車業界が世界的な規模では絶好調であることが浮き彫りとなっている。

まず、全体の生産台数は100万7379台で昨年の2月の生産台数に比べると1.9%の増加となった。生産台数をクルマの種類ごとに見ていくと、乗用車が88万8993台で2.7%の増加(乗用車を細かく分けると、普通車:15.3%増、小型車16.2%減、軽自動車:7.5%増)、トラックが12万9931台で4.1%減、バスは8845台で20.6%増となっている。主流となる乗用車の生産実績を見ると、やはり軽自動車の好調と3ナンバー車の増加が目立つ結果である。

輸出実績は生産実績以上に好調で、51万9695台となり昨年2月に比べると11.7%もの伸びとなった。輸出ではどのジャンルのクルマも増加しており、乗用車46万2188台(12.0%増)、トラック4万9113台(7.5%増)、バス8394台(18.2%)という結果だった。

この結果を見ると、自動車業界全体で見れば国内需要の伸び悩みはそれほど大きな問題ではないと感じる方も多いのではないだろうか。ここまでの好調を見ると、自動車業界の好景気がいつまで続くかにも注目が集まりそうである。(永田)

http://www.jama.or.jp/stats/product/20070330.html(2月生産実績)
http://www.jama.or.jp/stats/export/20070330.html(2月輸出実績)
posted by Carmode at 09:27| ニュース

WRCポルトガル、4強が僅差にひしめく大接戦に

6年ぶりのWRC開催となるWRC第5戦ポルトガルラリーの第1レグが終了した。第1レグをトップで終えたのは第1レグに設けられた7つのSSで3回のトップタイムをマークしたシトロエンのローブ選手。2位には僅か3.1秒という僅差でフォードのグロンホルム選手が続く。3位はグロンホルム選手のチームメイトのヒルボネン選手である。

前戦のメキシコで07年型のニューマシンを投入し、かなりの手応えを感じながらポルトガルラリーに望んだスバル勢はソルベルグ選手4位、アトキンソン選手8位という順位だ。しかし、トップのローブ選手からソルベルグ選手までの差は32.8秒とそれほど大きなものではないし、ソルベルグ選手からも「今日はとてもいい内容だった。マシンは速く、ドライブしやすく、とても楽しい。しかし、ポテンシャルをフルに引き出すためには、まだ作業が必要だ。今日は、タイヤ摩耗が他の皆と同じレベルに収まるようにしないといけない、ということがわかった。そのために、今日は少しタイムロスも喫した。それでも基本的に、マシンのドライビングにはとてもハッピーだし、今晩はデータを分析して、エンジニアがこの先2日間でタイヤをいたわるための方法を発見してくれると期待している。明日は、またバトルに挑む。もちろんポディウムフィニッシュは可能であり、それを目指していく。ポディウムでも3位より上を狙うことも可能かもしれないが、どうなるだろう」 と明るいコメントがされており、復活に向け期待を持てるラリーとなりそうである。

5位から7位はソルド選手(シトロエン)、ラトバラ選手(06年型フォーカス)、ストール選手(クサラ)いう順位だ。

併催のJRCの順位はアーヴァ選手、アンダーソン選手、コシュツシュコ選手となっており、スズキ勢の1−2−3体制となっている。

第2レグは3本のSS2を2回づつ走り、合計6ヶ所のSSで争われる。岩が多く、厳しいコンディションとなるとのことなので、タイヤ選択が大きな鍵となりそうだ。(永田)

http://www.subaru-msm.com/wrc2007/05/1.asp(スバルWRC)
http://www.suzuki-motorsport.com/jwrc/j/r2/start/index.html(スズキJRC)
posted by Carmode at 08:16| ニュース

2007年03月30日

知ってた? バイクの車検期間延長

あまり知られていないことながら、4月1日から二輪小型自動車(総排気量250cc以上)の車検有効期間が延長されます。自家用乗用車と同じく、初回車検のみ2年から3年へと延長されるのです。定期点検についても6月点検(14項目)と12月点検(48項目)から、1年点検(33項目)と2年点検(48項目)に。


考えてみれば、遅過ぎるとも言える延長です。自家用乗用車については、初回の車検有効期間延長(2年から3年)が1983年に実施された。二輪車はそれに遅れること24年。一体なぜここまで時間がかかったのでしょうか。四輪車と同様に信頼性の高まっている二輪車なのに、どうしてこうも遅くなったのか疑問であります。

初回車検期間が延長されることで、何か大きな影響はあるのか。一部では「車検が長くなることで、買い替え需要が少なくなる」などの意見も見られますが、そこまで大きな影響はないでしょう。最近は四輪車と同様、二輪車も前より長く乗られる傾向ありますから、2年が3年になったところでそこまで変わらないのでは。

初回車検有効期間の延長は、二輪車乗りにとって嬉しいニュースであるはず。高速道路での2人乗り解禁やバイク用ETCの導入などとともに、遅きに失した感はある一方で、恵まれた環境になりつつあるように思います。(新美)

http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha07/09/090314_2_.html
posted by Carmode at 23:16| ニュース

日産、新技術を次々発表!

4月4日から始まるニューヨークモーターショーで、日産はコンセプトカー「インフィニティEXコンセプト」を出展すると発表した。「インフィニティEXコンセプト」は新型ラグジュアリークロスオーバーのプレビューモデルとされており、正式な発表はないものの現在アメリカなどで人気となっているSUVの「インフィニティFX」の新型モデルなのかもしれない。スタイル(リンク先のイラストを参照)は好評だったインフィニティFXのアグレッシブなスタイルを引き継ぎながら、フロント周りはインフィニティG35(日本のスカイライン)風のものとなり、今後はスカイライン顔がインフィニティのアイデンティティとなっていくようである。

今のところ搭載されるエンジン等についての情報はないが、注目される新技術として「レーンデパーチャープリベンション」という機構の採用が明らかにされている。このシステムはインフィニティブランドの車種に設定のあるレーンデパーチャーウォーニングシステムをさらに進化させたもので、車線を逸脱しそうになると警告とともに姿勢制御装置のVDCを使って、クルマの向きを変える力を発生させ、元の車線に戻りやすくする(左右のタイヤの回転数をクルマ側で変えるのだろうか?)ものだという。事故防止にはかなり有効なデバイスとなりそうだ。

新型スカイラインあたりから、ニューヨークモーターショーでインフィニティEXコンセプトと同時に発表されたインフィニティG37クーペなど、最近の日産車は急に魅力的なモデルが増えているように感じる方も多いのではないだろうか。この勢いを200万円から250万円程度のモデルにも分け与えて欲しいものである。なお、インフィニティEXコンセプトの市販モデルは今年末までに北米市場に投入される予定となっている。(永田)

http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2007/_STORY/070329-02-j.html
posted by Carmode at 17:19| ニュース

スカイラインクーペに環境とパフォーマンスを両立するエンジンを搭載す

日産がVVELという新たな可変制御システムを搭載したエンジンを発表しました。VVELは吸気バルブの作動角とリフト量を連続的に可変制御し、吸気バルブで直接吸入空気量をコントロールするというもの。C−VTC(バルブタイミングを可変させるシステム)と組み合わせることで、バルブタイミングとリフト量を自在に制御できる、複雑だけれど有効なシステムであります。

どのように有効かというと、簡単に言えば「吸気の状況をより細かく制御できる」ということ。吸気流速だったり吸気量だったりは、エンジンの回転数やアクセルの踏み込み量によって最適量が大きく違う。それを綿密に制御することで、様々なパフォーマンスアップを狙っているのです。例えばポンピングロスが減って燃費良くなっているし、一方で出力増大も見込める。日産によれば排ガスのクリーン度も向上するとのこと。

ただ日産によれば、パフォーマンスアップだけでなくVVELのメリットは中低負荷運転時の燃費向上効果が大きいそう。そのため中低負荷運転の多い大きな排気量のクルマで、いかに実用域での燃費が良くなるか注目であります。

VVELが搭載される最初のエンジンは、北米で8月に発売されるインフィニティG37クーペ(日本ではスカイラインクーペとして発売される)。実際どれくらいのパフォーマンスを誇るかといえば、3、7リッターという排気量で330馬力。ポルシェの911カレラ(3、6リッター水平対向エンジン)の最高出力が325馬力であることを考えれば、ハイパフォーマンスであると言えるでしょう。

VVELはかなり複雑な機構ですが、ハイパフォーマンスかつ環境にも優しいという、相反する2つの性質の両立を高次元で実現したもの。いくらハイパフォーマンスでも燃費悪ければ時代遅れだと言われるし、燃費が良くてもつまらないエンジンでは評価されない。難しい時代ではありますが、それを切り抜ける日産の基幹技術となるはず。

日産はニッサン・グリーンプログラム2010において、ディーゼルエンジンと同等レベルまでCO2排出量を削減するガソリンエンジン(CO2約20%)を開発して、2010年度よりグローバルに投入する計画を発表済み。ハイブリッドなどでは遅れ気味の日産ですが、ハイパフォーマンスかつ低燃費なガソリンエンジンでは、トヨタに遅れを取るまいと頑張っている。そろそろ「技術の日産」の復活が見えてきたか? (新美)


http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2007/_STORY/070329-01-j.html
posted by Carmode at 12:26| ニュース

通行量少ない高速料金はガンガン割引せよ!

1月終わりから岡山県内の山陽自動車道の備前インターチェンジから早島インターチェンジと玉島インターチェンジの区間で、並行する国道2号線の渋滞を緩和するための対策として終日利用料金を半額にするという社会実験が行われていたのを覚えてらっしゃるだろうか? この実験は3月はじめまで実施され、大きな効果があったとのこと。この結果を受けて、西日本道路株式会社中国支社は2つの区間の料金割引を4月1日(日曜日)から来年3月31日(月曜日)まで再び行うと発表した。

利用料金や時間帯などは実験のときと同じで、備前インターチェンジから早島インターチェンジの区間を普通車で利用した場合で800円(通常料金は1600円、54.9kmの区間)となり、時間帯も24時間適応となる。また、この料金割引はETCの有無に関わらず、全車種で使えるというのもありがたいことである。

今回、延長が発表された渋滞緩和のための山陽自動車道での料金割引は、実際の効果を上げるために非常に的を得ていると感じる方も多いのではないだろうか。首都高速が「一般道路の渋滞を緩和するため、短距離でも利用しやすくなるように」と距離制の料金システムを導入しようとしているが、ちょっと考えると「長距離の利用だと大幅に高くなるし、短距離だったらお金を払ってまで首都高速を使うのか?」と思ってしまうのとは対照的である。有料道路を管轄する機関には山陽自動車道での料金割引を見習って、本当に利用者にとってメリットのある料金制度を考えて欲しいものだ。(永田)

http://www.w-nexco.co.jp/news/chugoku/2007/0326a/
posted by Carmode at 10:58| ニュース

2007年03月29日

実燃費いいクルマのランキング発表!

原油高騰、環境問題への対応として、最近ではクルマを購入する際に重視するポイントに燃費を挙げる人は多いのではないだろうか? しかし、カタログに書いてある10・15モード燃費と実際の燃費は大きく違っていることもよくあり、燃費に関する正確な情報を集めるのはなかなか難しいことである。何事でもそうなのだろうけど、一番正しい情報は「実際に使っているユーザーからの意見」ということで、株式会社アイ・アール・アイ コマースアンドテクノロジーは携帯端末向けマイカー情報管理サービス『e燃費』(ユーザーからの燃費情報を集め平均値をリアルタイムに発表する)を運営している。

その『e燃費』へ昨年1年間に集まったデータの中で、現在販売されているクルマの中で燃費のいいクルマのランキング「e燃費アワード2006−2007」が発表されたので紹介しよう。部門は昨年1年間に発売されたクルマによる新型車部門、輸入車部門、軽自動車部門、国産乗用車部門の4つに分けられている。

まず、新型車部門から。1位になったのはステラのNA車で、平均燃費17.1km/Lであった。テレビCMなどで強調されている低燃費はその通りだったようである。加えてステラは10・15モード燃費に対する達成率も76%と非常に優秀だったことも付け加えておこう。

2位も軽自動車で、ステラとほぼ同時期に発表されたソニカだった(14.4km/L)。やはり最新の3気筒エンジンとCVTの組み合わせの威力は大きかったようである。3位から8位にもiやゼスト、ムーヴといった軽自動車が続き、このランキングでも昨年が軽自動車の当たり年であったことを象徴する結果となっている。なお、軽自動車以外の昨年出た新型車で最も平均燃費が良かったのはエスティマハイブリッドで12.4km/Lであった。

輸入車部門ではスマートフォーツークーペがトップで16.5km/Lを記録。2位、3位にはパンダ(13.4km/L)、スマートフォーフォーの1300(13.2km/L)がランクインしている。4位以下もプジョー206やシトロエンC2といったコンパクトカーの名前が目立っている。

10位に入ったのは意外なことにゴルフGTI(MT、10.1km)だった。この結果を見ると、ターボエンジンも使い方次第では燃費を稼ぐこともできるということも出来そうである(サンプル数の問題もあるかもしれないが)。また、輸入車の燃費データで特筆出来るのは10・15モードの達成率が高いことだ。輸入車部門で10位までに入った車種は10・15モードの達成率だと80%を超えている車種が多く、外車のカタログ発表燃費は信用できる、ということもいえるのかもしれない。

続いて、軽自動車部門の記録を紹介しよう。1位はR2のR(54馬力、MT)で19.0km/Lだった。2位、3位はKei(18.4km/L)、ワゴンR(17.4km/L)で、どちらもNAエンジン+MT車の燃費である。軽自動車で燃費を稼ぐなら、NAエンジンとMTで頑張るのが一番か。また、軽自動車部門で圧巻だったのがスバル勢の活躍である。なんとステラとR2、R1で4位から9位までを独占。この燃費の良さが販売促進に結びついていないのはなんとも歯がゆいことだろう。

そして、国産乗用車部門はプリウス(19.7km/L)、シビックハイブリッド(18.8km/L)が1位、2位を占めた。実燃費になると10・15モード燃費よりも2台の燃費の差が少ないのは意外なことである。3位以下はマーチ(14.9km/L、1200ccのMT)などが続いている。また、e燃費のデータではフィットの燃費が1300ccより1500ccの方がいいというのも興味深いデータと言えるだろう。

このように燃費データを詳しく見ると、面白いことをたくさん発見できる。時間があったら、興味本位ででも一度ご覧になってみてはいかがだろう?

http://response.jp/e-nenpi/award2006/
posted by Carmode at 23:05| ニュース