アロンソ選手はスタート後、第1コーナーでいきなりマッサ選手を交わしトップへ。交わされたマッサ選手にはさらにコースアウトするというアクシデントがあり、5番手に後退。2番手はハミルトン選手、3番手にライコネン選手という流れでレースは進みます。
その後大きな変化があるかと思われたレースでしたが、アロンソ選手は昨季と同じく盤石の走りでトップを譲らず、2番手のハミルトン選手も新人らしからぬ落ち着いた走りで2位をキープ。マクラーレンは見事ワン・ツーフィニッシュを飾っております。ちなみにマクラーレンの勝利は2005年の日本GP以来。
3位にはライコネン選手が入り、マッサ選手は5番手のままゴール。マッサ選手にとっては何とも悔しいレースでしょう。4位にはBMWザウバーのハイドフェルド選手が入っています。
日本勢はどうだったか。まずトヨタは7位にトゥルーリ選手が入り、ポイント獲得。特に目立つこともなく、淡々としかし着実にレースをこなした結果でしょう。ラルフ選手は15位と奮わず。途中タイヤの空気圧が下がるというトラブルあり、それが最後まで響きました。
日本のF1ファンにとってとても気になるのがホンダとスーパーアグリ。何せホンダはスーパーアグリに遅れをとっている感がありましたから。今回の結果を見ると、バリチェロ選手11位にバトン選手12位。一方のスーパーアグリは琢磨選手13位にデビッドソン選手16位。何とか面目を保ったと言えそう。特にバリチェロ選手についてはピットスタートからの11位だけに、今後に期待が持てそう。とはいえまだまだ速さは足りない。今後どう修正してくるのか。
スーパーアグリは2台完走を果たしているだけエラい。昨年は完走すらおぼつかなく、順位をどうこう言えるレベルではなかった。今回のレースではスタート直後に琢磨選手が数台と接触してコースアウト&ダメージとなったものの、この順位は立派。大きな飛躍でしょう。
次戦は4月15日に決勝が行われるバーレーンGP。速さでは有利と言われつつマクラーレンの後塵を拝したフェラーリが挽回するのか。それともマクラーレンが王者と新人のコンビで勝つのか。ホンダの巻き返しは? スーパーアグリは? 3レースということで新たなエンジンとなるバーレーンGPは、やはり注目度満点です。 (新美)
マレーシアGP決勝結果
1.アロンソ選手(マクラーレン)
2.ハミルトン選手(マクラーレン)
3.ライコネン選手(フェラーリ)
4.ハイドフェルト選手(BMWザウバー)
5.マッサ選手(フェラーリ)
6.フィジケラ選手(ルノー)
7.トゥルーリ選手(トヨタ)
8.コバライネン選手(ルノー)
9.ブルツ選手(ウィリアムズ)
10.ウェバー選手(レッドブル)
11.バリチェロ選手(ホンダ)
12.バトン選手(ホンダ)
13.琢磨選手(スーパーアグリ)
14.スピード選手(トロロッソ)
15.ラルフ選手(トヨタ)
16.デビッドソン選手(スーパーアグリ)
17.リウッツィ選手(トロロッソ)
18.クビサ選手(BMWザウバー)
リタイア
ロズベルグ選手(ウィリアムズ)
クルサード選手(レッドブル)
アルバース選手(スパイカー)
スーティル選手(スパイカー)