2007年06月02日

5月の登録車販売、依然として低迷

社団法人日本自動車販売協会連合会から5月の登録車の販売台数概況が発表された。国産車登録車の販売台数は17万8829台で、昨年5月の91.7%という結果である。最近続いている前年同月比の90%程度という傾向は変わらないようだ。以下、91.7%を登録車販売の平均値としてブランドごとの販売状況を見ていこう。

平均値となる91.7%を上回ったブランドは、前年比を上回った順に三菱(111.1%)、レクサス(107.9%)、スズキ(107.5%)、ホンダ(97.5%)、マツダ(96.7%)、日産(92%)の6ブランドで、レクサスを除くトヨタグループ以外のブランドの名前が並んだ。ブランドごとにポイントを挙げていくと

・三菱:デリカD:5が好調なようで、普通車の前年比は159.1%。5月からデリカD:5のFF車の販売も始まり、さらなる上昇が期待できそう。

・レクサス:前年比は上回ったものの、合計販売台数は2088台とそろそろLS460の受注も落ち着いてきた様子。5月に発売されたLS600hがブランド全体の販売台数向上に貢献できるか注目(LS600hの販売目標台数は300台程度となっている)。

・スズキ:普通車(132.2%)、小型車(103.8%)とどちらも前年同月比超えを記録。しかし、主にエスクード、SX4からなる普通車の販売台数は885台とクルマの完成度を考えると、少ない感じ。小型車はスイフトのマイナーチェンジもあり、明るい見通しだが、普通車の販売も力を入れれば伸びる可能性は大きいのではないだろうか。

・ホンダ:普通車、小型車ともに堅調な販売成績を見せた。秋には新型フィットの投入もあり、視界良好。

・マツダ:小型車の前年比(110.9%)が目立つ。7月の新型デミオの投入で更なる向上が期待できそう。

・日産:新型スカイラインの効果と考えられる普通車の前年比143.5%(5月の発売のデュアリスも含まれるか?)が目立つ。逆に小型車の前年比78.5%は厳しい。小型車販売向上(好調なセレナも6月に新型ノア/ヴォクシーが出たら、販売減少の可能性は高い)には昨年末に行った燃費の大幅改善をもっとアピールするなどの対策が必要なのではないだろうか。

前年比割れした3社もトヨタ(91.2%)、スバル(89.0%)、ダイハツ(44.0%、ダイハツの落ち込みは大きいが、そもそもダイハツの登録車の比重は低い)とそれほど大きな問題ではないだろう。6月にはトヨタが新型ノア/ヴォクシー、新型プレミオ/アリオン、スバルも新型インプレッサの投入と一部改良を受けたレガシィの販売の本格スタートという明るい話題も多く、販売台数向上が期待できるのではないだろうか。

なお、5月の輸入車の販売台数は2万609台(前年比106%)で、昨年6月以来ほぼ1年振りに前年同月比でプラスを記録した。

今年前半は新型車の投入が少なかったものの、6月以降は各メーカーとも大物、主力車種のモデルチェンジが多く、販売台数全体の向上やブランド別販売台数の変動などのある可能性は十分考えられそうである。(永田)

http://www.jada.or.jp/contents/data/brand/index01.php
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炎天下の駐車で炭酸飲料の缶が破裂!

先日、この時期でも車内温度は高くなり、熱中症は危険だということをお伝えしましたが、4月下旬に車内温度がどれくらいになるか、JAFから詳しい調査結果が出たのでお伝えします。

調査は4月26日に実施。外気温23℃とそこまで暑くなく、しかも一時雨も降るという過ごし易い天候の中で行われました。車内温度は高温になると考えられるダッシュボード付近やフロントガラス、車内空間、さらに子供のダミー人形やチャイルドシートなどの温度計を設置して計測。同じ型のクルマを数台用意して行ったとのこと。他にも眼鏡やライター炭酸飲料水(缶)、お菓子などが置かれ、日の出から日没まで温度を計測したそう。

結果は以前にもお伝えしたように、かなり危険なもの。まず最高温度を記録したのはやはりダッシュボード付近で、11:50頃に70、8℃を記録。最も低いのは車内空間の温度でしたが、これまた48、7℃とかなり暑くなることが分かっています。炭酸飲料水の入った缶は破裂したとのこと。

4月下旬でこの温度というのは、何とも先が思いやられます。夏になれば、もっともっと暑くなるでしょう。専門家の話によれば、50℃近い車内温度は子供にとってとても危険で、10分くらいの短時間でも重症疾患になる恐れがあるそう。パチンコをするために置き去りにするどころか、ちょっと買い物するからと子供を置いていっても、かなり危険であります。

前にも述べたように、夏ではなくても油断は禁物。当サイトを見ている人は大丈夫だろうけど、自分の周囲の人々にも、ぜひとも注意するよう呼びかけましょう。何か起きてからでは遅いですから。(新美)

http://www.jaf.or.jp/data/07usertest/index.htm
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WRCアクロポリス、ワークス勢が大接戦を展開!

WRC第8戦アクロポリスラリーの第1レグが終了した。ローブ選手がラリー序盤でトップに立ち、そのまま優勝するというケースの多い最近のWRCの傾向とはかなり違い、トップ6までに3大ワークスの6台が11秒以内にひしめく大接戦となった。

順位をお伝えしよう。トップに立ったのはフォードのグロンホルム選手である。グロンホルム選手は第1レグに設けられた8つのSS中、2回のSSトップタイムを記録し、ベテランらしい堅実な走りで首位をキープした。2番手、3番手にはペター・ソルベルグ選手(トップのグロンホルム選手から8.3秒差)、アトキンソン選手(9.0秒差)の順でスバルの2人が続く。ペター・ソルベルグ選手とアトキンソン選手はSS6まで1−2体制を築いた上、2人で3回のSSトップタイム(アトキンソン選手2回、ソルベルグ選手1回)をマークしており、アクロポリスラリー前に行った改良がいい方向に出ているようである。

4番手以降はローブ選手(9.7秒差、SSトップタイム1回)、ヒルボネン選手(フォード、10.3秒差、SSトップタイム1回)、ソルド選手(シトロエン、10.7秒差、SSトップタイム1回)、ヘニング・ソルベルグ選手(M2エントリーのフォード)、ラトバラ選手(M2エントリーのフォード)という順だ。ローブ選手が4番手なのは、1番手スタートのためコースの清掃役をしなくてはならなかったことも大きく関連しているようだ。

併催のPWRC第4戦はスバルの新井敏弘選手がトップ。2位、3位にはハンニネン選手(三菱、新井選手から4.6秒差)、ポッゾ選手が続く。新井選手以外のPWRCのスバル勢はパンクや転倒といったトラブルが相次ぎ、クラス4位以下も三菱勢の名前がズラリと並ぶ展開である。

第2レグは合計8本のSS(3本のSS×2回と、1回だけ使われる通常SS、スーパーSS)で争われる。第2レグには今年最長のSSとなる48.88kmの超ロングSS2回も含まれ(逆に他のSSは9.18km、10.8km、5.16km、3.2kmと比較的短い)、48.88kmのSSがこのラリー最大の勝負どころとなりそうだ。また、スタート順のもたらすタイムへの影響にも注目である。(永田)

http://www.subaru-msm.com/wrc2007/08/1.asp(スバルWRC)

http://www.subaru-msm.com/pwrc2007/index.html(スバルPWRC)
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2007年06月01日

三菱ふそう、世界一(?)の保証を提案!

三菱ふそうが、何とも親切な新保証サービスを発表しました。発表されたのは国内商用車初となる、最長で登録後3〜5年間無償の保証サービス。「EXプラン」というこのサービスは、大・中型トラックに適用されるもので、6月1日から開始されます。

従来の保証内容は登録後1年間。一般部品の保証は大・中型トラックともに1年で2万kmまで。特別部品の保証は、大型トラックが1年2万km、中型トラックが1年で5万kmまででした。

それが今回の保証では、対象期間が一般保証部品が2年間。特別保証部品が4年間まで伸びた。さらに保証距離も一般保証部品は1年目は距離無制限。2年目以降は大型トラックが30万km、中型トラックが15万kmまでを保証される。特別部品についても、1年目は距離無制限。2年目以降は大型トラック50万km、中型トラック25万kmとなっている。

さらに嬉しいのは、車検入庫ごとに保証サービス期間が1年ごとに延長されるという点。それにより、一般部品は最長3年間、特別部品は最長5年間無償で保証されることになる。

三菱ふそうは今回の保証を設定した目的として「確実な車検整備を促進し、お客様に安心・満足を提供する」「全国で均一の精度の高いサービスをご提供する」「お客様の車両データを管理し、車両整備に役立てる」ということを挙げています。

本当に素晴らしい保証だと思います。トラックは走行距離が伸びがちだから、正直なところ従来の保証内容は、あまり現実的ではなかった。それがいっきに10倍以上も適用範囲が広がったわけですから、かなり保証は受け易くなる。

トラックによる事故は大規模になるから、一般乗用車以上にしっかりと整備を受けて欲しい。けれど業者からすれば、できるだけお金をかけたくないため、整備はどうしても行き届かない。

となれば、三菱ふそうの設定した新保証サービスは、この上ない味方となるはず。事故防止にも、それから三菱ふそうの信頼回復にも、今回の保証サービスは大きく役立つことでしょう。(新美)

http://www.mitsubishi-fuso.com/jp/news/news_content/070530/070530.html
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日産デュアリス、絶好調!

日産が5月23日に発売した新型ミドルサイズSUV「デュアリス」の受注が絶好調です。日産の発表によれば、発売1週間後の5月30日時点で、受注台数はおよそ5000台。月販売目標台数が2000台だから、1週間で2倍以上の受注を得た事になります。

2WDと4WDの内訳を見てみると、2WDの方が若干多く53%。街乗りメインで使う人にも人気があるようです。グレードで人気なのは、開放感が得られるスタイリッシュガラスルーフが標準装備される「20G」と「20G FOUR」が7割以上(それぞれ39,8%と36,4%)。ボディカラーも、モビルスーツの宣伝効果あってか、メカを感じさせるダイヤモンドシルバーが32,5%の人気を誇っています。

適度なサイズに加え、ロボット的な面白さを売り、さらにはザックス製のダンパーで素晴らしい乗り心地を実現するなど、なかなか力の入った1台。日産からは久々のSUVであることもあり、今のところ市場からは大歓迎されているようです。

あとは、この売り上げがどれだけ続くか。最初の滑り出しはこれ以上ないものだけど、そう長くは続かない。最近の日産は業績も世界全体で厳しいだけに、Xトレイルみたいに息の長い販売を記録するSUVになってほしいものです。 (新美)


http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2007/_STORY/070531-01-j.html
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トヨタF1、ラルフ選手クビ?

トヨタドライバー交代の話が出てきました。ドライバー交代が囁かれているのはラルフ選手。今季絶不調で、まだポイント獲得がないばかりか、下位に沈んでいることも珍しくないことから、交代が囁かれているようです。トヨタのマシンが不調ということもあるけれど、一方でトゥルーリ選手はポイントを獲得するなどしているから、やはりラルフ選手に対する見方は厳しくなる。ドイツでもチームを離れるのではないかと報道されており、交代するかはともかくとしても、厳しい状況にあることは間違いないようです。

報道によれば、ラルフ選手の成績が芳しくないことに加え、年俸1700万ユーロ(約28億円)という多額の給料も今の成績に見合ったものではないと、交代説に拍車をかけているようです。一方ラルフ選手のマネージャーであるハンス氏は「ラルフはシーズンいっぱいまで契約があるよ。トヨタが契約どおりの行動をとってくれることを望んでいる」とコメントし、今年いっぱいドライバーを務められることを望んでいるようです。

もし交代するとしたら代わりは誰なのか。現在トヨタのテストドライバーを務めるモンタニー選手が有力ですが、トヨタのヤングドライバーズプログラムでは中島一貴選手など有望な若手もおり、予想するのはなかなか楽しそうです。

ともかく、ラルフ選手にとってはこれから始まる北米の2戦が正念場。もし北米2戦で良い成績が修められなければ、交代となる可能性はかなり高いかもしれません。 (新美)
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グランツーリスモがあのレースのスポンサーに!

「このゲームソフトがあれば、実車はいらないのではないか」と言われているほど、実車のフィーリングや実在するサーキットを忠実に再現していることで大人気となっているグランツーリスモ(家庭用ゲームソフト、レーシングドライバーが走ったことのないコースの予習に使うケースも多いという)が、6月7日から10日までドイツのニュルブルクリンクで行われる今年の「ニュルブルクリンク24時間レース」のメインスポンサーを務めることになった。そのため、今年のニュルブルクリンク24時間レースでは、参加車両全車が“GRAN TURISMO”のロゴステッカーをフロントウィンドウに貼って、レースを戦うことになる。

ニュルブルクリンク24時間レースは全長が20km以上もあり、「世界一過酷なコース」として市販車やタイヤの開発などでも有名なニュルブルクリンク北コースを24時間走り続けるという魅力的なイベントで、200台以上のマシンと1000人ものドライバーが参加し『偉大な草レース』と呼ばれているほどのイベントである。

今のところ、日本ではそれほど知名度の高くないニュルブルクリンク24時間レースだが、今回グランツーリスモがメインスポンサーを務めることを機に、よりメジャーなレースとなることを期待したいところだ。(永田)

http://www.gran-turismo.com/jp/news/d787.html
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2007年05月31日

デミオのエンジンはミラーサイクル!

マツダがエンジン作りで頑張っています。31日に発表された情報によると、すでに生産が始まっている7月発売予定の新型デミオには、1300ccのミラーサイクルエンジンが搭載されるとのこと。新開発で、ベースは従来のMZR1,3Lアルミエンジン。

ミラーサイクルとは吸気バルブの閉じるタイミングを遅らせることでポンピングロスを低減し、熱効率を向上させたもの。エンジンの内側を鏡みたいに磨いて、摩擦抵抗を減らしたものではありません。ちなみにマツダは以前ミラーサイクルエンジンを採用したことがあるものの、車重重く、過給を行ったために燃費がいいという評価は得られませんでした。

ミラーサイクルといえば弱点としてパワー低下が挙げられますが、マツダは吸気バルブタイミングの最適化のためにシーケンシャルバルブタイミングシステムというものを採用し、定常走行/加速走行時のトルクを確保しているそう。詳しい出力数値は発表されていませんが、走りを大きな売りにしているマツダだけに、ある程度のパワーは確保しているはず。何より現行モデルより100kg軽量化されているから、多少パワーが落ちてもカバーできるでしょう。

さらに組み合わされるのが、マツダでは初採用となるCVTというのも驚きです。ミラーサイクルエンジンとCVTの組み合わせにより、燃費は10・15モードで23,0km/Lになるそう。これはなかなか立派な数字で、ヴィッツの一番燃費いいグレードでも21,5km/Lだから素晴らしいと言えるでしょう。まぁフィットの24,0/Lには敵いませんけど。

走りの環境性能の両立を目標としているマツダだけに、新型デミオにはさらに大きな期待がかかる。発売が楽しみですね。(新美)

http://www.mazda.co.jp/corporate/publicity/release/2007/200705/070531.html
posted by Carmode at 20:34| ニュース

マクラーレン、チームオーダー疑惑は無罪!

マクラーレンのチームオーダー疑惑について調査をしていたFIAは、調査の結果、マクラーレンのチームオーダー疑惑については「無罪」であると、30日に発表しました。FIAはマクラーレンから提供された報告書やデータ、さらに無線交信記録などを元に調査。その結果として以下の7つを事実として挙げています。

1.モナコではセーフティーカーが出動しなければ2ストップ作戦が一般的だが、もし出動したらワンストップ作戦の方が有効であることもある。

2.過去5回のモナコGPのうち、セーフティーカーは4回出動している。

3.現行規約のもと、ワンストップ作戦かツーストップ作戦かの選択は、決勝前に行わなければならない。

4.決勝後のFIAの測定によれば、ハミルトン選手の燃料がアロンソ選手より5周分多かったことが明らかとなっている。

5.ファーストスティントでセーフティーカーが出動した際、ハミルトン選手にはワンストップ作戦を選択することは許可されるべき。

6.セーフティーカーは今回出動しなかった。

7.マクラーレンは他のどのクルマより速かった。

といった内容です。つまり、セーフティカーが出動するか否かの判断が難しいとき、ハミルトン選手が出動に備えてワンストップ作戦も実行できるタイミングでピットストップに入ったのだと判断されたワケです。

他にもハミルトン選手の前にいるマシンがチームメイトのものであるため、ギリギリのリスクを冒す必要はないことや、互いに危険がないようドライバーに注意をうながすのは常識であるということが述べられています。

色々と疑惑が持ち上がったり訴えられたりするのは強いチームの運命か。いずれにしろ、今回の裁定が無罪だったことは、マクラーレンにとって本当に安心できることでしょう。

他のチームにとっては嬉しい事かどうか分かりませんが、もしマクラーレンが有罪になっていたら、今後のGPで他のチームがトップ2台を独占している場合、走り方には細心の注意を払わなければいけなくなる。そう考えれば、他のチームにもそこまで悪い話ではないと思います。(新美)

http://www.fia.com/mediacentre/Press_Releases/FIA_Sport/2007/May/300507-01.html
posted by Carmode at 19:45| ニュース

次世代燃料、リッター40円が目標?

経済産業省が、次世代自動車と次世代燃料の導入に向けた戦略を発表しました。内容を見てみると、2015年までに国産アルコール燃料の原価を40円/Lまでコストダウンさせる他、2030年までに電気自動車を本格普及させることなどが上げられています。ただ少し無理がありそう。

例えばアルコール燃料をリッター40円で作る、という内容。実現出来れば、現在よりガソリン価格は安くなります。石油価格高騰の現在、税金抜きのガソリン価格は60円以上していると思われます。厳しい目標値を作っておけば何とかなるだろう、ということなんでしょうけれど、日本のように資源の少ない国でアルコール燃料を安く作る技術を確立したなら、世界のエネルギー環境を根底から変革させるほどのインパクトを持ちます。そこまで考えているのでしょうか?

電気自動車について言えば、目標は2030年までに価格を300万円に引き下げたり、航続距離を500kmまで伸ばすことが目標とされている。環境にも良くない街乗り重視ビークルとして期待される電気自動車に遠大な航続距離が必要なのでしょうか。こちらは軽自動車の代替を念頭に、150万円以下へのコストダウンや、街中に充電施設の拡充に目標に掲げて欲しいところです。一方、メーカーは頑張っています。プラグインハイブリッドなど、電気自動車に関する発展は目覚ましい。

国が目標を掲げるのはいいこと。けれど、正しい方向を向いていなかったり、全然遅れていたりでは話になりません。自動車業界のことで言えば、「規制」については自動車メーカーを苦しめるくらい進んでいるものの、新たなものを創造することについては完全に民間から遅れをとっている。もっと民間の活動をしっかりと見て、メーカーの意見を聞き入れたらどうでしょうか。 (新美)
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ロータリーエンジン発売40周年!

1967年5月30日にコスモスポーツが発売されてから、昨日の5月30日で40年が経過した。「小型、軽量、高回転まで回すことが可能」という特徴があり、当時“夢のエンジン”と言われていたロータリーエンジンだったが、NHKのプロジェクトXでも紹介されていたようには耐久性などの問題で困難を極めた。

しかし、マツダは問題点を次々と克服しロータリーエンジンをコスモスポーツに搭載、その後も燃費等の問題を抱えた時期もあったが、RX−7やRX−8でロータリーエンジン車の販売を継続してきた。また、91年のル・マン24時間レースでの優勝などモータースポーツでの活躍をロータリーエンジンの思い出として挙げる人も多いだろう。決して販売台数が多いと言えるモデルではなかったものの、40年もの間世界で唯一ロータリーエンジン生産メーカーであり続けていることは日本人として誇りに思えることである。

今回のロータリーエンジンの発売40周年について、マツダの井巻久一代表取締役社長兼CEOは「ロータリーエンジンはチャレンジ精神旺盛な企業風土のもとで先達が不屈の精神で実用化を成し遂げた、まさにマツダを象徴する存在である。本年3月に発表した『サステイナブル“Zoom−Zoom”宣言』でお話したように、今後も我々はロータリーエンジンの研究・開発を継続していく。次世代の環境エンジンとして期待される『水素ロータリーエンジン』についても、すでに実用化レベルに至っており、さらに研究・開発を進めていくことでロータリーエンジンによる新しい価値の創造に挑戦していきたい」と語った。

なお、ロータリーエンジン搭載車は4月末までに約197万台が生産されており、現在のRX−8の生産台数が月に3000台から5000台程度であることを考えると、今年中か来年初めあたりにロータリーエンジンの生産台数200万台突破を見ることが出来そうだ。

水素を燃料に使いやすいという環境の面でも優れた部分を持ち、日本の宝の1つでもあるロータリーエンジンがこれからも世界中から愛されることを期待したい。(永田)

http://www.mazda.co.jp/corporate/publicity/release/2007/200705/070530.html

http://www.mazda.co.jp/philosophy/rotary/(ロータリーエンジン40周年記念サイト)
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2007年05月30日

今週末はWRCアクロポリス!

今週末、今シーズンのWRCの折り返しラリーとなる第8戦アクロポリスラリーが行われる。アクロポリスラリーは「悪路ポリスラリー」と言われているほど、大きな岩がいたるところにある上、平均気温も40度にまで達することもありマシン、ドライバー双方に対して非常に厳しいラリーとして知られている。また、第2レグに2回設けられている「アグリ・テオドーリ」というステージは今シーズン最長となる48.88kmもの全長を有しており、このステージで勝敗を左右するドラマが起きる可能性も高そうである。

スバルワールドラリーチームからは、いつものようにペター・ソルベルグ選手とクリス・アトキンソン選手がエントリー。ソルベルグ選手は「今週はウェールズでマシンの開発に没頭してきたので、来週ギリシャに挑む時にはマシンの改良が発揮できることを期待している。また、運気の流れを変えることも必要だろうね!もちろん、このイベントは、気候的にもコースの荒れ具合から見ても、常に難しいラリーではあるが、新しいステージではマシンへの厳しさが少しは軽減されるかもしれない。レッキの時に確認することができるが、正直言えばステージがタフであろうと、易しくなろうと、僕は常にベストを尽くしていく」 とコメント。コメントにもあるように、スバルチームの今ひとつ良くない流れを断ち切るラリーとなるよう頑張って欲しいところだ。

なお、今回の併催ラリーは今期4戦目となるPWRCである。日本人ドライバーはスバルの新井敏弘選手が出場する(PWRCはシーズンの出場ラリーが全8戦中6戦と決まっており、三菱の奴田原選手はアクロポリスラリーをスキップすることになっている)。こちらの方も今シーズン未勝利ながら、ポイントリーダーに立つ新井選手の走りなど見所の多いラリーを期待できそうである。(永田)

http://www.subaru-msm.com/wrc2007/07/pre.asp
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アロンソを抜くな? チームオーダー疑惑

先日モナコGPで圧倒的な速さを見せ、見事ワン・ツーフィニッシュを飾ったマクラーレンに、チームオーダー疑惑が浮上しています。一部報道で騒がれているだけではなく、FIAも調査に乗り出したことを発表しているから、目を離せない状況です。

チームオーダー疑惑は、ハミルトン選手がアロンソ選手を追い越さないようにピットストップのタイミングが早められたのではないかというもの。ハミルトン選手の2回目のピットストップは、アロンソ選手より先のタイミング。しかし燃料はアロンソ選手より6周多く走れる分を搭載していたという。さらにはピットストップの際、ハミルトン選手にアロンソ選手を抜かないよう指示されていたとの話も出ています。

しかしながら、まぁ当然のことですがチーム代表のロン・デニス氏はこれを否定。「我々にはチームオーダーなどない。このレースに勝つための戦略だったのだ。最初のピットストップの後で、ドライバー達に対してペースを落として戦略を遂行するように指示したのは認める。完全に自由にレースができる場所もあるが、ここはそうではない。後ろからプッシュされると、プッシュされているドライバーはミスを犯す可能性が出てくる。2台のうち1台、あるいは2台ともがバリアに突っ込みかねないようなレベルで2人を競わせるなんて、マクラーレンの代表はなんて馬鹿なんだと、関係者全員が口を揃えていうだろう」とコメントしています。

難しいところですが、この真相を掴むのはなかなか難しいのではないでしょうか。マクラーレンとしては決して認めないだろうし、それをFIAが「チームオーダーはあった」なんて結論出そうものなら、さらに揉めること必至。マクラーレンにはハミルトン選手とアロンソ選手の不仲説も出ているなど、最近は話題に事欠きませんね。

こうした問題が出てくるのも、やはりマクラーレンが速いからでしょう。最年少王者と驚異の新人を擁し、現在のところ安定して強さを発揮している。注目される分だけ、色々なことが人々の間で話題になるのも仕方がありません。

チームオーダーと言えば、2002年のフェラーリを思い出す。当時フェラーリのドライバーだったバリチェロ選手がミハエル選手に優勝を譲ったと思えば、その後ミハエル選手がバリチェロ選手に優勝を譲り返すという出来事は、皆さんも覚えているはず。

今回のチームオーダー疑惑は、あそこまであからさまなものではないし、だからこそ結論が難しい。FIAは後日発表するとしていますが、一体どうなるのでしょうか。(新美)
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ボルボがBMWに買収される?

経営状態が芳しくないフォードグループの欧州高級車部門「プレミア・オートモーティブ・グループ」(P・A・G)に属するボルボを、BMWが買収するという情報を一部の外紙が伝えた。この情報を報道したのは、スウェーデンのイエーテボリ・ポステン紙とイギリスファイナンシャルタイムス紙。ファイナンシャル・タイムス紙には、非公式ながらBMWがボルボ買収に関する協議を行っているということも報じられている。

この報道について、ボルボ・カーズの広報担当者は「オーナーであるフォードの問題であり、ノーコメント」と答えているという。

確かにボルボ、ジャガー、ランドローバーからなるPAGは赤字決算(06年は3億2700万ドル)となっており、フォードが売却を考えるのも無理もないものの、BMWがボルボを欲しがる理由を考えにくいのも事実。まだ、完全に噂の段階の話であるものの、この先BMW以外の買い手が現れるなどして、「ボルボ買収を巡る争い」が起こることも十分に考えられるのではないだろうか。ボルボの将来についても今後大きな注目が集まりそうだ。(永田)
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2008年日本上陸のアキュラの最新情報

ホンダが米国のカリフォルニア州に「アキュラ・デザインスタジオ」を開設したと発表しました。名前の通り、今後アキュラブランドのクルマをデザインする上で重要な役割を果たすスタジオで、18億円ほどをかけて建設されたとのこと。ホンダらしく環境にも配慮しており、熱の吸収を抑える屋根や、自然光をより多く利用した照明などを採用。

日本へのアキュラブランド投入は2008年秋。あと1年半くらいしかありません。今回のデザインスタジオ建設は、それも睨んだものであることに間違いはありません。ぜひともかっこいいクルマを作ってほしいものです。

とは言うものの、ホンダがアキュラをどのように国内で展開させていきたいのかは、まだはっきりと見えて来ない。次期NSXはアキュラから販売されるというし、タイプR系もアキュラなんて話もある。となるとスポーツ路線で攻めるのかなんて思っちゃいますけど、環境重視の今、スポーツ路線は厳しいでしょう。高級とスポーツを融合させたコンセプトで展開するのが現実的ですが、それだって決して簡単ではない。

北米ではアキュラTLやMDX、RDXが人気だという。けれど、日本でそこまで需要があるジャンルのクルマではない。デザインスタジオでどういったクルマがデザインされ、そのうちのどれが日本へ導入されるのか。アキュラブランドの展開を含め、注目であります。 (新美)

http://www.honda.co.jp/news/2007/c070525b.html
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2007年05月29日

居眠り運転防止にケータイ酸素缶?

皆さんはケータイ酸素缶というのをご存じでしょうか? 激しい運動をした後、酸素不足を補うために酸素吸引をする人がいますが、まさしくあれと同じもので、セブン・イレブンで600円で購入できるものです。今、このケータイ酸素缶が、居眠り運転を防止するものとしてちょっとずつ注目されているそうな。

酸素吸入は過労ストレス運動不足等に効果がある。さらにセブン・イレブンで販売されているケータイ酸素缶という商品には気分をシャッキリさせるストロングミントの香りのするものもあり、話題を呼んでいるようです。

セブン・イレブンジャパンによれば、同社のケータイ酸素缶は昨年5月の発売から約1年で、140万本ほどの売り上げを記録しているとのこと。なかなかヒットしている商品ですね。考えれば、最近は酸素バーなどを始め、癒しのための酸素が大きく注目されているご時世。酸素カプセルはスポーツ選手の間で流行となっていますし。

どこまで居眠り運転に効果があるかは正直分かりません。けれど、爽やかな香りに加え、酸素を補給するというのは、運転で疲れた体にいいことは間違いない。クルマの中って意外と空気が悪くなりがちだし、長時間運転すれば当然疲れる。そんな時にケータイ酸素缶を試してみる価値はあるかもしれません。(新美)

http://www.sej.co.jp/news/index.html
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スタッドレスタイヤは停止距離長い。当然?

昨年、北海道内において交通事故で亡くなった方の約2割にあたる56名の方が、雪のない4月から11月の期間にスタッドレスタイヤを履いたクルマに乗っていたことが北海道警のまとめで分かった。北海道警では、ウェット路面で時速80kmからのブレーキテストも行っており、テストによるとスタッドレスは制動距離がサマータイヤの41.2mよりも12.5mも長い52.7mにもなることが確認されており、「雪のない時期にスタッドレスタイヤを使う場合には、スタッドレスタイヤの特性をとく把握して欲しい」と注意を呼びかけている。

たいていの人は遅くとも4月にはスタッドレスタイヤからサマータイヤへの履き替えを済ませていると思うが、作業する時間の問題や「スタッドレスタイヤとしては使えないけど、サマータイヤとしては使えるから履き潰してしまおう」という考えでまだスタッドレスを履いたままの人もいらっしゃるかもしれない。

加えて、最近のスタッドレスタイヤは以前のスタッドレスタイヤでよく感じられた柔らかすぎるフィーリングもなくなってきており、なおさら「まあいいか」ということにもなりがちである。まだ、スタッドレスタイヤを履いたままの方は、早急にサマータイヤに履き替えるかスタッドレスタイヤのままで行くなら一段と注意を払ってハンドルを握って欲しいところだ。(永田)
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新型カローラ、早くも中国で生産を開始

中国の第一汽車集団公司とトヨタ生産合弁会社である天津一汽トヨタ有限会社が、中国天津市に新しく完成した第3工場で新型カローラの生産を開始した。天津一汽トヨタ有限会社での新型カローラの生産能力は年間20万台で、すでに稼動している第1工場(小型車のVOIS/従来型カローラを生産)、第2工場(クラウン、REIZ/日本ではマークX)と合わせて年間42万台の生産能力を確保することになった。

28日に行われたラインオフ式に出席したトヨタの渡辺社長は「天津一汽トヨタ有限会社第3工場は一汽集団とトヨタの合弁事業が着実に実を結び、発展している証だと考えている。また、今回の新型カローラは商品としての魅力も一段とスケールアップし、より多くの中国のお客様からご愛用いただけるものと期待している」と喜びを述べた。

トヨタは来年年央から同じく中国の広州トヨタでヤリス(日本名ヴィッツ)の生産開始も発表しており、今後ますます中国での展開にも注目が集まりそうである。(永田)

http://www.toyota.co.jp/jp/news/07/May/nt07_0510.html
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売れ行き不振のレクサス。イベントで売り込む?

フラッグシップモデルとなるLS600hを投入。ひとまずラインナップの整備を完了させ、メルセデス・ベンツやBMWを追撃する体制を整えたレクサスが全国各地で「レクサスフルラインナップ試乗会」というイベントを行っている。

このイベント、リゾート地のホテルサーキットトヨタのテストコースなどをベースにレクサスのフルラインナップを揃え、通常走行での試乗から低μ路等を使った安全性能や緊急回避性能のデモンストレーションを体験することが出来る。最近では、「モニターテスト」などでまとまった期間、クルマを貸し出してもらい自分のもののように試す機会も増えているが、緊急回避などの危険を伴う行為までは出来ないのが普通。それを体験してもらおうというのだから、かなりの大盤振る舞いである。

直近では晴海マリーナパークで6月14日から17日まで行われる、関東ブロックの募集が始まっている。招待される組数は10組程度と少ないものの、レクサスを体験する貴重なチャンスなので、ダメもとででも応募してみてはいかがだろう。(永田)

http://lexus.jp/testdrive/index.html
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2007年05月28日

4人乗りに9人乗車で事故

27日早朝、定員4人のところに9人もの人が乗ったクルマが道路脇の街路樹に衝突するという事故が愛知県美浜町で発生した。この事故で4人重軽傷を負いと助手席に乗っていた1人が意識不明の重体となってしまっている。本来4人乗りの事故を起こしたクルマには、運転席に1人、助手席に2人、リアシートに4人、ラゲッジスペースに2人という配置で合計9人が乗車していたという。

クルマに乗っていた9人は近くのサーキットに遊びに行く途中で事故に遭ったとのことなので、おそらく「近くだからギュウギュウ詰めだけど、1台で行ってしまおう」という気持ちで大幅な定員オーバーをしてしまったのだろう。しかし、定員4人のクルマに定員の2倍以上となる9人もの人が乗るというのはどう考えても非常識な行為。シートベルトなどの安全装備は定員分ないし、ブレーキ性能やコーナリング性能だって定員までの時と比べたら大幅に低くなっていたに違いない。

これから夏場にかけて、花火をしに行く場合などに「近くまでなので、定員オーバーだけどいいや」と考えてしまうケースは多くなりがちだが、ぜひともこの事故を教訓に定員以上の乗車は控えるよう心がけたいところである。(永田)
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