雨が心配されたF1
フランスGP決勝でしたが、スタート開始時間の路面はほぼドライ。時には晴れ間ものぞくコンディションの中、決勝レースはスタートしました。スタート直後、3番手スタートのライコネン選手が2番手スタートのハミルトンを抜き、2番手へ浮上。ポールスタートのマッサ選手はそのまま首位をキープするという展開。1周目では第1
コーナーとアデレード
ヘアピンでそれぞれクラッシュが起き、日本勢もスーパーアグリのデビッドソン選手と
トヨタの
トゥルーリ選手が巻き込まれるという波乱。結局2人を含めた3台がリタイアに追い込まれます。
その後は特に大きな波乱もなく、レースは
フェラーリのペースで進んで行く。印象的だったのはアロンソ選手の走り。スタートで8番手に
ジャンプアップするものの、序盤は7番手のハイドフェルド選手の抜くのに苦労し(しかも最終的にはハイドフェルド選手が上位でフィニッシュ)、終盤は元チームメイトのフィジケラ選手を抜く事ができなかった。ドライバーズ
ポイント争いのことを考えると少しでも多くのポイントをとっておきたかったでしょうから、何とも
ストレスの溜まるレースだったと思います。
結果は、ライコネン選手が優勝で、マッサ選手が2位。今季初めて、フェラーリがワン・ツーフィニッシュを達成しています。途中まではマッサ選手がトップを走行していましたが、マッサ選手は渋滞が邪魔となったりしてタイムが伸びず、ピット
ストップを利用してライコネン選手に抜かれてしまった。ファステストラップを記録するくらい速かっただけに、今回は運に見放されたと言えそう。逆にライコネン選手は運を見方につけた。今季初戦以来の2勝目であります。
3位はマクラーレンのハミルトン選手。多くのチームが2ストップ作戦を採るのに対し、ハミルトン選手は3ストップ作戦。燃料の軽さを生かしてタイムを稼ぐ、というわけにはなかなかいきませんでしたが、抜群の安定感で見事表彰台です。
4位はBMWザウバーのクビサ選手。復帰初戦で素晴らしい成績を収めるところに、恐るべき才能を感じます。5位はBMWザウバーのハイドフェルド選手、6位はルノーのフィジケラ選手でした。アロンソ選手は結局7位フィニッシュ。
日本勢はバトン選手が8位入賞を飾り、ホンダに今季初のポイントをもたらしています。バリチェロ選手は11位。この結果を見る限り、ホンダはちょっとずつコンペティティブになってきたと言えそう。もちろん過度な期待はできませんが、少しでも進化が見られたことは本当に喜ばしいことです。トヨタはラルフ選手10位という結果。スーパーアグリの琢磨選手は16位完走を果たしています。
これで今季のF1が俄然面白くなってきた。フェラーリがマクラーレンの完全に抑えての勝利を収めたことで、トップ2チームの争いが激化。まだまだコンストラクターズタイトルは分かりません。また3番手チームはBMWザウバーで決まりかと思っていたら、ここへ来てルノーが速さを取り戻し始めた。フィジケラ選手がアロンソ選手を抑えきったところを見ても、マシンの戦闘能力向上が大きいのは分かります。ホンダがちょっとずつ復活を感じさせているのも、日本人からすれば嬉しい。
次戦は7月8日決勝のイギリスGP。ハミルトン選手やバトン選手にとっては母国GPとなります。フェラーリがまたまたマクラーレンを抑えるのか。それともマクラーレンが逆襲仕返す? ルノー対BMWザウバーも見逃せません。 (新美)
F1第8戦フランスGP決勝結果
1.ライコネン選手(フェラーリ)
2.マッサ選手(フェラーリ)
3.ハミルトン選手(マクラーレン)
4.クビサ選手(BMWザウバー)
5.ハイドフェルド選手(BMWザウバー)
6.フィジケラ選手(ルノー)
7.アロンソ選手(マクラーレン)
8.バトン選手(ホンダ)
9.ロズベルグ選手(ウィリアムズ)
10.ラルフ選手(トヨタ)
11.バリチェロ選手(ホンダ)
12.ウェバー選手(レッドブル)
13.クルサード選手(レッドブル)
14.ブルツ選手(ウィリアムズ)
15.コバライネン選手(ルノー)
16.琢磨選手(スーパーアグリ)
17.スーティル選手(スパイカー)
リタイア
スピード選手(トロロッソ)
アルバース選手(スパイカー)
デビッドソン選手(スーパーアグリ)
トゥルーリ選手(トヨタ)
リウッツィ選手(トロロッソ)
posted by Carmode at 08:39|
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