天候に恵まれた中行われたF1第9戦イギリスGP決勝は、
フェラーリの復活を確信させるものでした。優勝したのはライコネン選手。2番手スタートだったライコネン選手は、トップの
ハミルトン選手をオーバーテイクできないものの、離されまいと必死に食らいつき、
チャンスを伺う。そして1回目のピットストップでハミルトン選手に給油ホースが抜けないというトラブルが出るや、そのタイムロスを利用して上手くハミルトン選手の前に出る。その後アロンソ選手がピットストップを利用してトップに立つものの、ライコネン選手が再び素早いピットストップで前へ出ると、そのままトップを維持して見事2戦連続の優勝であります。
2位はアロンソ選手で、3位はハミルトン選手。ハミルトン選手は初の母国GPで優勝を飾ることはできませんでしたが、それでも9戦連続の表彰台は大したもの。フェラーリのマッサ選手は4番手スタートの予定だったものの、フォーメーション
ラップでマシントラブルに見舞われ、ピットスタートに。それでも最終的に5位フィニッシュ! 昨年のミハエル選手がモナコGPで見せたような、猛烈な追い上げでした。
フェラーリが強さを取り戻し始めました。速さというより、これは強さと言った方が良いでしょう。マクラーレンについていけるだけの速さだけでなく、ここ2戦の優勝はレース運びの上手さが光ります。まぁそれでもまだまだマクラーレン優勢ですが、やはり面白い。
4位はBMWザウバーのクビサ選手で、復帰以来好調な走りを見せています。5位はマッサ選手で6位にハイドフェルド選手。7位と8位はコバライネン選手とフィジケラ選手というルノー勢がランクイン。
日本勢は、まずスーパーアグリの琢磨選手がトラブルによりスペアカーでの走行に。ピットスタートだったものの、最後まで完走し14位フィニッシュです。チームメイトのデビッドソン選手はリタイア。
トヨタは2台ともリタイアという残念な結果に。2台とも左前のホイール取り付け部にトラブルがあったようです。ラルフ選手は6番手スタートだっただけに、リタイアが悔やまれます。
ホンダはバリチェロ選手が9位で、バトン選手が10位という結果。2戦連続の
ポイント獲得はなりませんでした。ただし、徐々に速さを取り戻してきている。スタート位置から見れば健闘したと言えるでしょう。今季はリタイアが少なく、マシンの信頼性は高いです。
ポイントランキングも面白くなってきました。ドライバーズポイントは、依然として70ポイントでハミルトン選手がトップであるものの、2位のアロンソ選手が58ポイントと若干その差を縮めてきている。また3位もマッサ選手からライコネン選手に入れ替わり、52ポイントでマクラーレンの2人を追撃態勢に入っています。コンストラクターズポイントでは、マクラーレンの128ポイントに対しフェラーリ103ポイントと、まだマクラーレンがかなり優勢。けれど、これまたひっくり返る可能性は充分にある。
次戦は7月22日決勝のヨーロッパGP。場所はニュルブルクリンクです。最近元気の無くなってきたスーパーアグリに、ここらで一発盛り返してほしいですね。 (新美)
F1第9戦イギリスGP決勝結果
1.ライコネン選手(フェラーリ)
2.アロンソ選手(マクラーレン)
3.ハミルトン選手(マクラーレン)
4.クビサ選手(BMWザウバー)
5.マッサ選手(フェラーリ)
6.ハイドフェルド選手(BMWザウバー)
7.コバライネン選手(ルノー)
8.フィジケラ選手(ルノー)
9.バリチェロ選手(ホンダ)
10.バトン選手(ホンダ)
11.クルサード選手(
レッドブル)
12.ロズベルグ選手(
ウィリアムズ)
13.ブルツ選手(ウィリアムズ)
14.琢磨選手(スーパーアグリ)
15.アルバース選手(スパイカー)
16.リウッツィ選手(トロロッソ)
リタイア
トゥルーリ選手(トヨタ)
デビッドソン選手(スーパーアグリ)
スピード選手(トロロッソ)
ラルフ選手(トヨタ)
スーティル選手(スパイカー)
ウェバー選手(レッドブル)
posted by Carmode at 17:49|
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