2007年12月21日

松下など、ETCを利用した立体駐車場システムを試験運用―パレットを自動呼び出し

アイパークシステムズと松下電器パナソニックシステムソリューションズは、ETC車載器を利用した機械式立体駐車場(タワーパーキング)のシステムを今月から試験運用している。ETCによりパレット(自動車搬送台)を自動呼び出しするもので、2社のほかに住友商事と豊田通商も参加している。

このシステムは、ETC対応の松下電器製DSRC(=狭域通信)路側無線装置(無線部・通信制御装置)とアイパークシステムズが開発した制御盤システムにより構成。現在、大阪市中央区にある「常盤町パレット式立体駐車場」で、定期利用者を対象に試験運用している。

利用者は、事前にETC車載器のIDを登録。入庫時に操作パネルでパレットを呼び出す必要がなく、降車せずにパレットに自動車を搭載することが可能。また、出庫時には、庫内と扉横に設置された光電センサーおよび扉前に埋設したループコイルで自動車を検知し、自動的に駐車場ドアを閉める。

松下電器が2007年5月1日から受注を開始した小型の民生用DSRC路側無線装置は、ETC車載器のIDを30,000件まで登録可能。IDを無線で取得し、照合することで、新設/既存のゲート機器と接続してETCによるスムーズな入出庫を実現する。自走式立体駐車場のゲートシステムや工場などの入退管理システム用としての納入実績があるという。

また、アイパークシステムズでは今後、画像センサーや人体センサーなどを利用した安全確認機能の技術を開発し、立体駐車場の安全性向上にむけ、検証によるデータ蓄積を重ねていくとしている。
posted by Carmode at 14:30| ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする