2007年10月05日

日産、厚木NTC内「エンジニアリングセンター」竣工

神奈川県厚木市にある日産テクニカルセンター(NTC)内の「エンジニアリングセンター」がこのほど完成、4日に竣工式が実施された。

このエンジニアリングセンターは、日産が2004年10月より建設を進めていたもので、主に車両開発に関わる部署のオフィスとして使用されるほか、ナレッジクリエーション実現のための車両・部品展示エリア、インフォーマルコミュニケーションエリアなど、クルマや部品と直に接しながらコミュニケーションできるスペースを十分に確保したものとなっているという。

さらに、同センターに配置される車両開発部隊と、企画やデザイン部署とが連携し易いように、隣棟とブリッヂで行き来可能とした。また、サプライヤーなどとの打ち合わせエリアやカフェ、売店、レストランサービス等も充実させるなどした。

このセンターでは、日本初となる環境にやさしい水を冷媒としたターボ冷凍機を採用。この冷凍機の使用を通して得られるデータの収集やノウハウの蓄積を行い、技術進化や普及に貢献していく予定でもあるという。その他、氷蓄熱システム、エコガラスなどによって、環境面においてもCO2排出量の削減及び省エネルギー化に取り組んでいるとのことだ。

昨年12月発表の中期環境行動計画「ニッサン・グリーンプログラム 2010」に基づき、CO2排出量の削減に、真に実効性のある技術と商品を投入していく方針で、このエンジニアリングセンターでは、同計画に基づいた様々な技術開発を行なっていく。

また、今回完成したエンジニアリングセンターは、日産が取り組んでいる長期的展望にたった将来への投資のひとつ。本年5月に完成した日産アドバンスド・テクノロジー・センター(NATC)、現在進めているNTCのパワートレイン開発機能増強、及び昨年秋にリニューアルした同NTC内のデザインセンターなどの研究開発拠点の改修・増強と併せ、その投資額は約900億円。

日産は、2009年に本社を現在の東京銀座から横浜市に移転することを発表している。横浜市の横浜工場(エンジン工場)、横須賀市にある追浜工場(車両生産工場)、また、先月オープンしたGRANDRIVE(追浜試験場)、および、NTCの増強やNATC開設で、同社と神奈川県との関係は一層深いものとなった。

http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2007/_STORY/071004-01-j.html
posted by Carmode at 14:42| ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする