2007年10月04日

日本精工、新方式の電動チルト・テレスコ機構を開発―東モにも出展

日本精工は、コンパクトで軽量な電動チルト・テレスコ機構を新たに開発したと発表。これにより、電動式チルト・テレスコ調整機能付きのステアリングコラムを大型車から小型車までに搭載可能となるという。

今回開発された電動チルト・テレスコ機構は、チルトとテレスコ用の2つのモーター駆動ユニットが連動して作動するもので、電動式チルト・テレスコ調整ステアリングコラムをコンパクトかつ軽量なものとすることに成功。さらに、従来それぞれ独立して直列に配置されていたチルト駆動機構とテレスコ駆動機構を並列に配列することで可動部分が減少、高い剛性と高い固有振動数を兼ね備え、運転時の安全性・安定性を向上させる。

軽量化の実現によって燃費向上に貢献。さらに、2個のモーターを相互にアシストさせ、また、駆動部の送りねじ機構のトルク伝達効率を向上させることで、モーターの負荷が軽減。モーター総消費電力が従来比で40%減少したという。

欧米を中心に普及が始まった電動チルト・テレスコ調整機能は、日本でも高級車や大型車を中心に普及が進んでいる。運転者にとって最適なハンドルポジションを電動で調整でき、また、乗降時にハンドルを自動的に退避させることが可能となるなど、運転者にやさしい機能。日本精工では、高級車や大型車から中・小型車までの幅広い車種へ展開することができるよう、より一層の開発を進めていくとのことだ。

なお、この開発品は、10月26日(金)〜11月11日(日)に幕張メッセで開催の「第40回東京モーターショー2007」にも出展する。

http://www.jp.nsk.com/jp/press/07/pre071003.html
posted by Carmode at 14:51| ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする