マクラーレンは声明の中でフェラーリの技術がマクラーレンに渡ったことは認めたものの、それが不正にマシンへ反映されたことはないと改めて主張している。では控訴すればいいじゃないかとも思いますが、マクラーレンのロン・デニス代表は色々な方面での混乱を避けるため控訴を断念したとしています。
こんな形でコンストラクターズ・チャンピオンが決定するのは、F1からすれば少しつまらない。せっかくフェラーリとマクラーレンの争いが面白くなってきたところですから。ただ、スーパーアグリなど下位チームにとっては朗報といった部分も大きい。コンストラクターズ・ポイントである程度の順位となれば、次の年はオフィシャルから輸送などの面で優遇されるからです。航空券が手配されたりもするというから、資金的に厳しいチームは、かなり嬉しいはず。
コンストラクターズ・チャンピオンが決定したことで、残る争いはドライバーズ・ポイントとなった。こちらはマクラーレンのハミルトン選手がトップを走っており、アロンソ選手が僅差で2位。まだまだ優勝の可能性あります。ただ心配なのは、もしかしてマクラーレンが来年へと視線を移動させてしまわないかという点。今季はもう捨てて、来季頑張ろうとなってしまわないかということです。まだまだマクラーレンとフェラーリのガチンコ勝負は面白いし、ポイントを剥奪されたからこそ、「本当は俺たちの方が速いんだぜ」と思わせるような走りを見せて欲しい。日本GPでマクラーレンがどんな走りを見せるか注目です。 (新美)

