グロンホルム選手は今回の発表に関して、「今回の決定は信じられないぐらい難しいものだった。ラリーはずっと私の人生そのものだったから。来年、1月にモンテカルロでWRCが開幕したら、自分がそこに出ていないことが奇妙に思えるだろうね。でも、自分としてはまだトップで戦えるスピードを有しているうちに辞めたいと思った。勝てなくなるまで、引退するという結論を持ち越したくなかったんだ」とコメントしている。
今季のWRCチャンピオン最有力候補、2回のワールドチャンピオン(00年、02年)、ローブ選手に続く歴代2位となるWRC30勝などの輝かしい記録を持ち、現在のWRCの主役の一人であるグロンホルム選手の引退はラリー界に大きな影響を与えるに違いない。グロンホルム選手がチャピンオンを獲得して引退できるか、グロンホルム選手の後任ドライバーなど、WRCにおいて注目すべき話題が一気に増えていきそうである。(永田)

