実際、各自動車メーカーはバイオプラスチックの開発に力を入れている。三菱はサトウキビやトウモロコシから作られるポリ乳酸樹脂繊維とナイロン樹脂繊維を組み合わせてできるフロアマットを開発しているし、マツダだって広島大学や近畿大学、経済産業省などと共同でトウモロコシが主原料の高強度バイオプラスチックを開発。トヨタも以前2代目ラウムのスペアタイヤカバーとフロアマットにバイオプラスチックを採用しています。
環境意識の高まる中、トヨタはバイオプラスチックの採用拡大を実現するようです。ただ、トウモロコシなどが原料では本格的な実用化はなかなか厳しい。バイオエタノールの原料にするだけで価格が高騰して様々な分野に影響でていますから。
しかしながらトヨタはその面でも盤石だと思われます。トヨタは2005年に麻からバイオプラスチックを生成する技術にメドをつけているのです。具体的には芋麻を使ってバイオプラスチックを生成するもの。これならば食料としての需要などとバッティングする可能性は少ない。
いつから採用されるかはまだ分からないけれど、近いうちにバイオプラスチックが内装材に多用されることは明らか。また1つ、環境に優しい技術が確立されてきました。(新美)

