「スピードカー・シリーズ」とは620馬力のエンジンを搭載するマシン(アメリカのNASCARに近いイメージ)を使い、ドバイでの開幕戦を皮切りにアジア、中東で8戦が開催されるレース。F1の前座レースとして行われるラウンドや90年代のF1を盛り上げたジャン・アレジ選手、ジョニー・ハーバート選手、ハインツ・ハラルド・フレンツェン選手らの参戦も予定されており、「引退したF1ドライバーによる同窓会」といった側面も見られるものとなりそう。
参戦決定にあたり右京選手は「極東のドライバーとしては初めてスピードカー・シリーズへの参戦が決定し、嬉しく思っている。このシリーズはいずれ日本に訪れると確信しているので、なおさら嬉しいよ。F1、ル・マン24時間、世界で最も難関とされる山々への挑戦をしてきた僕だが、これはまた新たな素晴らしいチャレンジだ。マシンの第一印象はとてもいい。エンジンはすごくパワフルで、音も最高だ。このマシンによって、僕も他のドライバーたちも、全く新しいコンペティションに臨むことができる。経験という点ではみんな平等なので、ファンにとってもかなりエキサイティングなイベントになるだろう。ファンの方々はこのエキサイティングなレースを気に入ってくれると信じている」とコメントを残している。
F1ドライバー時代に戦闘力のあるマシンで参戦できた年は94年シーズン1年間だけであった右京選手が、イコールコンディションとなるレースとなる「スピードカー・シリーズ」で、当時のライバルたちを蹴散らす姿に期待したいものである。(永田)

