この3つの技術は今までも使われてきた酸化触媒と、DPF(ディーゼル・パティキュレート・フィルター)を組み合わされることにより、なんとガソリンエンジンと同じアメリカの「BIN5」を数段上回る「BIN2」(日本の星4つ並みの厳しさ)をクリア! つまり、ディーゼルエンジンで通常のガソリン並みのクリーンさ(これだけでも非常に大変なこと)どころか、最もクリーンなガソリンエンジン並みの環境負荷の少なさを実現しているのである。今回発表されたクリーンディーゼル技術は、ディーゼルエンジンが世界中で市民権を得る可能性を大きく広げたといえるだろう。
同時に、日産からはこのクリーンディーゼル技術を盛り込んだディーゼルエンジン(ルノーと共同開発した2リッター4気筒の「M9R型」ベース)を来年秋にエクストレイルに搭載して日本国内で発売することも明らかにしており、日本市場での新世代ディーゼル登場の皮切りとなる可能性も大きく高まった。
日産はすでにアメリカBIN5規制をクリアするクリーンディーゼルエンジンの開発を表明していたものの、ここまでクリーンディーゼルエンジンを突如発表するとはかなりの驚き。今後、日産がディーゼルエンジン技術で世界をリードしていく可能性が濃厚になったといえるのではないだろうか。(永田)
http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2007/_STORY/070806-01-j.html(技術発表)
http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2007/_STORY/070806-02-j.html(エクストレイルへの搭載の発表)

