今年の見所はどこか? 「今年もホンダの優勝を期待しましょう!」と言いたいところだけれど、残念ながら今年のホンダにそこまでの戦闘力を求めるのは難しい。もちろん7月22日に行われた前戦以降、ヘレステストなどを経てマシンが大きく改良された可能性は否定できない。けれど、やはり昨年ほどは期待できないと思われます。
トヨタはどうか。こちらも何とも言えない。ホンダよりは戦闘力あるものの、正直走りにあまり面白みがありません。ヘレステストは成功したと発表されていますが、果たしてどれほどのものなのか。トゥルーリ選手が今季は比較的好調のようなので、彼の活躍に期待したいところです。
レース全体の見所は、やはりマクラーレンとフェラーリの勝負! 最近はライコネン選手が絶好調ですから、ここ数戦で激しくなっているフェラーリの逆襲が今回も、続くのかが大きな見所。それに、BMWザウバーとルノーの勝負も面白い。ルノー復活が俄然F1を面白くしています。日本のF1ファンにとっては、山本左近選手がスパイカーのドライバーとしてデビューするのも大きな見所。スーパーアグリでは思うような成績を残せなかった左近選手がどういった走りをしてくれるのか楽しみですね。
先週から今週にかけても、F1界では様々な動きがあった。一応の解決をみたかと思われたフェラーリとマクラーレンの情報漏洩問題が、控訴審に持ち込まれることになったり、トロロッソのスピード選手が解雇され、代わりに今季のアメリカGPでデビューを飾り、史上最年少ポイント獲得を果たしたBMWザウバー在籍のベッテル選手がトロロッソのドライバーを務めることになるなど、話題は盛り沢山。
低速コースで、かなりテクニカルなサーキットであるハンガロリンク。常にステアリングを切った状態あるとまで言われるほどですが、果たして色々な条件下におかれている各チームがどういった走りを見せてくれるのか。今季後半を占う上で重要な1戦。本当に楽しみであります。(新美)

