日産は北京市内を走るタクシーをプローブカーとして使用。1万台のタクシーから車両の位置や速度などを収集しています。このシステム、とても新しいものかと言えば、実はそんなこともない。日産は日本国内で既に実用化しているし、さらには他業界の保有するプローブカー情報を取り込む実証実験も開始している。強いて新しい部分と言えば、タクシーを利用しているといったところか。ホンダも同じようなシステムを実用化し、すでにCMでも宣伝中。
とはいえ1万台ものプローブカーを用意し、実際に実用化するというのは簡単ではない。ちなみに今年1月からの走行実験では、実に約20%の時間短縮が見られたそう。走行時間が短縮されれば燃費にもいいし、その結果CO2排出量も少なくなる。環境にだってとても優しいのです。加えて渋滞を解消させるのにも役立つから、ドライバーにとっても嬉しいシステムです。
中国はオリンピックを控え、様々な準備が急ピッチで進んでいる。このプローブカー情報が交通全体で活かされるようになれば、世界各国から集まる人々の賞賛を得られるかもしれない。日産のものだけでなく、各メーカーのプローブカー情報システムにも言えることですが、今後はいかにプローブカーが増やすことができ、またプローブ情報を反映できるナビの装着率を挙げることができるかがカギ。多くなればなるほど、有効になるシステムであります。 (新美)
http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2007/_STORY/070731-01-j.html

