社団法人日本自動車工業会から6月の自動車生産と輸出の実績が発表された。初めに、生産実績からお伝えしよう。乗用車、トラック、バスを合計した生産実績は昨年6月に比べて2.9%のマイナスとなる98万9475台(2ヶ月連続の前年同月比割れ)。
車種別に見ていくと、乗用車が84万6744台(昨年6月の1.7%マイナス、普通車は18.8%の増加となっているが、小型車と軽自動車は二桁のマイナス成長)、トラックも13万3853台で10.9%の減少、バスは8878台で13.1%の増加を見せた。やはり、国内需要の伸び悩みが国内生産台数にも影響を与え始めているのだろう。
輸出実績の方はトータルで11.1%の増加となる56万3734台で、23ヶ月連続で前年同月を上回った。車種別の内訳は乗用車/50万3014台(11%増)、トラック/5万1360台(10.5%増)、バス/9360台(19.6%増)である。加えて、各メーカーとも海外生産も堅調な状況となっているので、総合して見ればここまで自動車業界は好調を保ってきたといえるのだろう。
しかし、7月以降は部品メーカー「リケン」の操業停止により、自動車生産もストップしてしまった影響が心配。7月以降の自動車生産・輸出実績には大きな注目が集まるのではないだろうか。(永田)
http://www.jama.or.jp/stats/product/20070730.html(6月生産実績)
http://www.jama.or.jp/stats/export/20070730.html(6月輸出実績)