2007年07月29日

フォード、黒字経営に転換?

巨額の負債に悩んでいるフォードの経営状況が明るい方向になりつつあるようだ。先日発表された今年4月から6月期の最終損益が昨年同時期の3億1700万ドル(日本円で約380億円)の赤字から7億5000万ドル(約900億円)の黒字に回復したというのである。今年4月から6月の黒字転換には3月にアストンマーチンを売却した特別利益も含まれているものの、それでもアストンマーチン売却を除いた自動車販売での損益は2億5800万ドル(約310億円)を確保しており、約2年間赤字続きだった経営が持ち直しているといえるだろう。

経営が黒字に回復した要因は欧州、南米での売り上げ増加(昨年同時期の5.5%増しの442億ドル)、北米市場でのリストラや大口顧客向けの不採算販売の縮小(北米は2億7900億ドルの赤字だが、それでも昨年同時期の7億8900万ドルの赤字よりはかなりよい方向)などとのことである。

また、今回の発表の場でフォードはジャガーとランドローバーを売却する予定も公式に認めており、高額で売却できれば大きな資金を確保できるので、その資金を経営再建の元手に使うことも可能となるだろう。とりあえず黒字に転換した経営とブランド売却による資金確保でフォードが持ち直すことが出来るか大いに注目したところである。(永田)
posted by Carmode at 15:46| ニュース