2007年07月19日

中越沖地震で工場操業停止

今週16日(月曜日)に新潟県、長野県を襲った「新潟県中越沖地震」の影響が自動車業界にも現れ始めている。大手トランスミッション製造メーカーのジヤトコが主力となっている静岡県内の3工場で生産を休止することになったのだ。

ジヤトコの生産休止の理由は、ジヤトコへオイルシールの供給しているリケン(新潟県柏崎市に工場を持つ)が、地震の影響で操業を停止しているため。すでにリケンの柏崎工場地区は工場内の後片付けは終了しているが、工場の損傷に加えて水道、ガスが復旧していない。自動車メーカーをはじめとする取引先からも支援を得て復旧作業を行っているものの、操業再開までしばらく時間が必要と予想されている。

ジヤトコは親会社の日産を筆頭にスズキ(メーカー名は公表していない。ただ中越沖地震の影響で部品納入に影響が出ているため19日から3日間、主力工場の生産ラインを一時停止することを発表している)、マツダスバルなどが顧客となっている。「トランスミッションの供給遅れ」という問題も大きいが、同時にリケンはピストン、ピストンリング、カムシャフトを代表とするエンジン関係の部品、駆動系や足回りの部品も多数生産しており、今後さらに自動車生産への影響が出ないかという懸念も考えられる。

なお、中越沖地震で柏崎市と同様に大きな被害を受けた長岡市に本社、工場、研究施設を持つ日本精機(純正のメーターや“Defi”ブランドの追加メーターなどを生産)には幸い大きな影響はなかったとのことである。

今回の地震では被災された方へのケア、ライフラインの停止など問題が山積みとなっているため復旧の優先順位をつけることは非常に難しいが、リケンにもなるべく早く操業が再開できるよう頑張って欲しいところだ。(永田)

http://www.riken.co.jp/ir/pdf/rik070718eqk.pdf(リケン)

http://www.suzuki.co.jp/release/d/2007/0718/index.html(スズキ)

posted by Carmode at 11:04| ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする