続いて、登録車販売の平均値といえる前年比の89.3%を基準に各メーカーの販売状況を見ていこう。基準値に対して最も成績が良かったのは前年比157.6%を記録したレクサスで、販売台数は2957台。ここまで販売台数が伸びたのは月間販売目標台数の300台に対して、発売から約1ヶ月で5300台もの受注が集まったLS600hの貢献も大きかったのではないだろうか。
レクサスの次に好調だったのは三菱で前年比112.0%となる5983台を販売した。三菱は3ナンバー車の販売が前年比159.9と特に好調で(登録車だけで4048台、5月に追加されたデリカD:5のFF車の好調が大きな要因と思われる)、この先ランサーとギャランの新型車が追加されれば更なる飛躍も期待出来そうだ。そして、スズキも前年比108.6%(6892台)と好成績を残している。おそらく、マイナーチェンジされたスイフトの貢献が大きいのだろう。
前年比の100%を割ってしまったものの、平均値の89.3%を上回ったのが日産(96.6%、4万3889台)、スバル(94.8%、7521台)、ホンダ(92.0%、3万3839台)、マツダ(89.8%、1万3427台)であった。日産、マツダ、ホンダについては秋までにエクストレイル、デミオ(今週中)、フィットという販売台数数を見込める新型車が控えているため、比較的楽観的な見通しができる。また、スバルはフルモデルチェンジされたインプレッサの販売にとにかく期待したいといったところだろう。
トヨタは登録車の販売をあまり重視していないダイハツ(前年比29.6%の931台)を除くと、最も低い前年比となる86.9%(販売台数は10万7037台)であった。トヨタの前年比が日本メーカーの中で低かった要因としては、6月初めのプレミオ/アリオンのフルモデルチェンジは好材料だったものの、新型ノア/ヴォクシーの発売が6月後半で、6月の販売台数においては上乗せとならなかったことが考えられる。
7月は月初めに行われるデミオのフルモデルチェンジやノア/ヴォクシーの本格的な販売開始など明るい材料も多く、前年比プラスとまでは行かなくともできれば前年比95%程度の販売台数を期待したいところだ。(永田)
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