ご存じのとおり、トヨタと松下電器はハイブリッド車のバッテリーを軸に、強い協力関係を築いています。「パナソニックEVエナジー」という両社の合弁会社も設立され、ハイブリッド車の核となるバッテリー分野で、協力して生産・開発を行っています。またF1でも「パナソニック・トヨタ・レーシング」として頑張っている。
渡辺社長は「今後の事業展開を考えると、関係強化・連携強化には意味があると考えている。株式持ち合いについては、技術があるかないかをきちんと判断し、経営の問題としてやっていきたい」と語っています。
株式持ち合いで、既存株主を牽制する意味も含まれているのか。資本充実といった側面はあるのか。はたまた買収防衛? そういったことは、トヨタにも松下にも考えにくい。今回の株式持ち合いは、渡辺社長の言う通り、連携強化の意味合いが強いように思います。 (新美)