ホンダはヘレスで3日間テストを実施。天候にも恵まれ、良いテストとなったとのこと。初日と2日目はテストドライバーのクリエン選手がドライブを担当。制御系や空力の新パッケージをテストし、最終日はバトン選手がそれを受け継いでテスト。
テストの感触についてバトン選手は「テスト最終日は、とても充実した1日だった。122周を走ったが、1周1周がすべて有効だったからね。空力とメカニカルの新パッケージをテストしたが、いい手応えを感じてる。ただ、ライバルたちと比較してどこまで行けるか、今週のフランスGPで実際にいっしょに走ってみないとわからない」とコメント。手応えを感じながらも、まだ今季良い走りをできていないことを意識してか、慎重さを感じさせるコメントですね。
エンジニアリング・ディレクターのエッケラート氏は「今週のヘレステストは、非常にうまく行った。3日間を通じて天候にも恵まれて、予定していたメニューをすべてこなすことができた。今回は主にフランス、イギリスの2連戦に向けての準備だった。そのために、新たなメカニカルパーツやフロントサスペンション、空力パッケージの評価を行った。その結果はポジティブなものだったし、風洞測定からの結果と実走データとの整合性も、非常に良かった。次戦に向けて、ある程度の戦闘力向上が見込めると思う」と期待を滲ませています。
ホンダは今季開幕前に、チームのプレスリリースを通してかなりの自信を見せていた。けれど蓋を開けてみれば、厳しい結果ばかり。だからチームの期待をそのまま素直に受け取るのは危険。けれど、一緒にテストしたスーパーアグリのマシンより、1秒以上も速いタイムを記録しているなんて情報もあるから、今度こそ期待できるかもしれない。
フランスGPは今週末。ホンダの活躍に期待したいところです。(新美)