ハイブリッドシステムの特徴としては、前輪インホイールモーターを採用していることが挙げられます。FRベースなので後輪から電力を回生するのが普通ですが、前輪にもモーターを配することで、4輪からエネルギーを回生しようという作戦。レースではブレーキング時間は短いため、出来る限り多くのエネルギーを回生すべく採用したようです。
興味深いのはキャパシタの採用。急な加減速が連続するレースにはバッテリーよりグッと有利ですから。ちなみにモーターの最高出力は、フロントのインホイールモーターが10kw(これが2つ)。リヤのモーターは150kwとなかなか強力。モーターすべてを合わせると、170kwとなります。これ、レクサスLS600hの165kwより高い数値。
スペックを見る限り、かなりスゴい走りを見せてくれそうな、トヨタのレーシングハイブリッド。燃費面だけでなく、速さでも観客の度肝を抜くかもしれません。(新美)

