なお、足寄エリアのSSがなくなった分のSS距離は04年に使われたSSの使用やSSの再走での対応となる(27というSS数は変わらないものの、SS距離と総走行距離は合計で06年よりも10kmほど伸びる)。また、北愛国サービスパークと隣接する帯広スーパーSSの観客席も大幅に増席されることも明らかにされ、ファンにはとってはより観戦しやすいラリーとなりそうだ。
もう1つ、今年のラリージャパンの大きな話題は大会アンバサダー(親善大使)を人気グループV6の長野博さんが就任した点である。長野さんは大のモータースポーツ好きな上に愛車もWRCのベース車とのことで、ラリージャパンを盛り上げる役割にはピッタリの存在。長野さん効果で、女性からの注目が増す可能性もあるのではないだろうか。
そして、発表会には新井敏弘選手と奴田原文雄選手も登場。昨年は新井選手によるWRカーのドライブが大いに注目を集めた。今年はラリージャパンがPWRCの終盤戦にかかることもあって(PWRCは年間8戦中6戦にエントリーする規定。新井選手にとってはラリージャパンが6戦目に当たる)、今年はPWRCに専念するという。新井選手からは「ラリージャパンでチャンピオンを決定したい」。奴田原選手からも「PWRCクラスの日本人対決でラリージャパンを盛り上げた」という明るいコメントが残された。
今年もフォードのグロンホルム選手とシトロエンのローブ選手によるタイトル争い、スバル勢(おそらくGDB型インプレッサのWRカーがラリージャパンを走るのは今年が最後)、日本人ドライバーの活躍など、見所満載となるのは間違いないラリージャパン。チケットも6月22日からローソンチケットなどで発売される予定なので、寒さの中でのラリーになるかもしれないが、ぜひ早めに観戦計画を練るといいだろう。(永田)

