生産されるクルマは今のところ「グランド・ビターラ(日本名エスクード)」と「SX4」の予定。特に「グランド・ビターラ」は、昨年スズキがロシアで販売した1万6000台のうち1万台を占める人気車のため、早く現地生産に切り替えたい方針です。
日本メーカーにとって、ロシアは大きな勝負所。トヨタや日産がサンクトペテルブルクへの工場建設を進めているし、ロシアの輸入車ナンバー1であるランサーを擁し、2005年に5万7160台を販売した三菱も工場建設を目論んでいる。マツダも販売統轄会社を設立するなど各メーカーがロシア進出を積極的に行っています。
そんな中でスズキはどういった戦いを見せるのか。日本ではイマイチ地味な印象を受けるスズキですが、世界的に見れば評価はうなぎ上り。国内であれだけ売れている軽自動車の生産を抑えてまで世界戦略車の生産を増加させていることなどからも、好調ぶりが伺えます。最近のスズキは、何だかとても希望のある面白い存在になってきました。(新美)

