2007年05月31日

マクラーレン、チームオーダー疑惑は無罪!

マクラーレンのチームオーダー疑惑について調査をしていたFIAは、調査の結果、マクラーレンのチームオーダー疑惑については「無罪」であると、30日に発表しました。FIAはマクラーレンから提供された報告書やデータ、さらに無線交信記録などを元に調査。その結果として以下の7つを事実として挙げています。

1.モナコではセーフティーカーが出動しなければ2ストップ作戦が一般的だが、もし出動したらワンストップ作戦の方が有効であることもある。

2.過去5回のモナコGPのうち、セーフティーカーは4回出動している。

3.現行規約のもと、ワンストップ作戦かツーストップ作戦かの選択は、決勝前に行わなければならない。

4.決勝後のFIAの測定によれば、ハミルトン選手の燃料がアロンソ選手より5周分多かったことが明らかとなっている。

5.ファーストスティントでセーフティーカーが出動した際、ハミルトン選手にはワンストップ作戦を選択することは許可されるべき。

6.セーフティーカーは今回出動しなかった。

7.マクラーレンは他のどのクルマより速かった。

といった内容です。つまり、セーフティカーが出動するか否かの判断が難しいとき、ハミルトン選手が出動に備えてワンストップ作戦も実行できるタイミングでピットストップに入ったのだと判断されたワケです。

他にもハミルトン選手の前にいるマシンがチームメイトのものであるため、ギリギリのリスクを冒す必要はないことや、互いに危険がないようドライバーに注意をうながすのは常識であるということが述べられています。

色々と疑惑が持ち上がったり訴えられたりするのは強いチームの運命か。いずれにしろ、今回の裁定が無罪だったことは、マクラーレンにとって本当に安心できることでしょう。

他のチームにとっては嬉しい事かどうか分かりませんが、もしマクラーレンが有罪になっていたら、今後のGPで他のチームがトップ2台を独占している場合、走り方には細心の注意を払わなければいけなくなる。そう考えれば、他のチームにもそこまで悪い話ではないと思います。(新美)

http://www.fia.com/mediacentre/Press_Releases/FIA_Sport/2007/May/300507-01.html
posted by Carmode at 19:45| ニュース