カールソン選手がここまで厳しいペナルティを受けた理由は、先週行われたサルディニアラリーにおいてレッキに参加せず、シェイクダウンとセレモニアルスタートにだけ顔を見せ、ラリーが始まる前にリタイアを決めたためだという。カールソン選手側としてはスポンサーが撤退してしまい資金的に厳しい状況に追い込まれてしまったこと上に「クロノスチームと最低でも6戦に出場する」という約束があったためにこのような行為をしたとしている。
カールソン選手は「FIAの処分に“深く失望”している。また、FIAはドライバーを本当の意味で励ますべきであり、ことあるごとに罰則を与えるばかりが仕事ではないはずだ」とコメントしている。
カールソン選手の行為は確かにラリーを楽しみに見に来ているファンを裏切るような部分もあり、決して100%同情できるものではないだろう。しかし、FIAからの制裁にも少々厳しすぎるはあるし、カールソン選手としてもサルディニアラリーについては1戦休んで体制を立て直すなり、出場するなら卑怯な手となるがレッキ等にはちゃんと参加してラリー直後にでも何らかの理由をつけてリタイアするという方法だって考えられたかもしれない。カールソン選手本人やファンのためにも、FIAにはもう1度制裁を考え直して欲しいところである。(永田)