2007年05月23日

ホンダF1、スーパーアグリに嫉妬?

エンジンやギヤボックスを提供している本家のホンダよりも好成績を修めているスーパーアグリに対し、ホンダF1の中では厳しい見方もあるようです。それはホンダF1のニック・フライ代表の発言による。

フライ代表はスーパーアグリの活躍に関し「今シーズン、スーパーアグリが順調に活躍しているのを見るのはハッピーなことだ。我々は同じホンダ・ファミリーなんだからね」とアグリの活躍を賞賛する一方「しかしながら、ホンダがサテライト・チームである彼らにあまりに多くの資金を使い過ぎ、それが我々ホンダ・チームに影響しているとしたら、それは認めることができない」と、スーパーアグリを牽制しています。

フライ代表の発言はごもっともで、やはり本家としては自分たちに充分な資金を投入するのが筋だし、現場もそうでないと納得しないでしょう。こういった発言が出るほどスーパーアグリが好調でありホンダが不調であるということだから、相当なストレスが溜まっていると思われます。実際ホンダF1がスーパーアグリに遅れをとっている事に対し「実に気分が悪いね」と述べています。

ホンダは今シーズン、ここまで500名のスタッフを動員。スーパーアグリは114人。そこまで資金が傾注しているとは思えませんが、現場では疑問の声もあるのでしょう。フライ代表はこうした発言をするとともに、今後のスーパーアグリについては「F1の開発競争は凄まじいものがある。遅れをとらないためには資金力が必要だ。スーパーアグリがこのペースについていけるとは思えないね」と、スーパーアグリが資金力不足で失速するのではないかと考えている模様。

いやはや何とも面白い。本来の速さを発揮できていないホンダF1がどれだけ苦しんでいるかの象徴ともいえる発言ではないでしょうか。本家の意地もあるだろうし、本当に今改善に向けて頑張っていることも感じさせます。

今週末にはモナコGPが開催される。どこのチームも細かい改良を加えており、ホンダがすぐに上位復帰できるとは思えない。けれど、このままでは終わらない。今後のホンダは見ものであります。 (新美)
posted by Carmode at 23:15| ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする