原因は多岐に渡る。大規模なリストラに伴う費用なども挙げられますが、大きいのは低所得者向け住宅ローン「サブプライムローン」の焦げ付き増加。GMの金融事業は前年同期比で、4億9600万ドルの黒字から8600万ドルの赤字になっているのです。
自動車関連だけでなく、他の事業でも不振が目立つようになってきたGM。ワゴナー会長は「進歩が続いている」という強気の姿勢を崩していません。それは大幅減と言えども黒字を確保したことに加え、世界販売では3%増の226万台と、第1四半期としては過去最高を記録しているからでしょう。新興市場での売り上げ増が他での販売減をカバーしているようです。
けれど、やはり厳しい状況であることに変わりはない。強気の姿勢は虚栄なのか、それとも心から大丈夫だと思っているのか。これだけ追い込まれつつありながらも、未だ妥当な舵取りを出来ていないGMが、今後環境意識の高まる(そして色々な規制の始まる)国々で戦って行けるでしょうか。 (新美)

