今回開発された水性塗料は従来の溶剤塗料との比較で約50%の揮発性有機化合物(VOC)を削減できるという。揮発性有機化合物とは常温常圧で空気中に容易に揮発する物質の総称。難分解性であり、土壌汚染や地下水汚染の原因、さらには大気汚染の原因物質と成り得るものです。昨年4月には改正大気汚染防止法が施行され、揮発性有機化合物は削減対象となっており、各メーカーは対策を打ちつつあります。
トヨタは既に国内4工場9ラインで水性化塗料ラインを完成させており(上塗り工程)、水性塗料へ移行。日産など国内メーカー各社も水性塗料への移行を実施しています。補修塗料については水性塗料への移行が遅れているものの、それでも各メーカーは順次導入している。BMWが昨年末に補修用の水性塗料を採用しているし、ヤナセが導入したのは記憶に新しい。
乾燥に時間がかかり作業性悪く、コストもかかると言われていた水性塗料ですが、もはや主流になりつつある。自動車メーカーの環境に対する意識は本当に高いと思います。自動車の分野だけでなく、色々な分野のメーカーが環境意識を高く保てば、もっともっと地球環境は改善できるはず。企業努力だけでなく、ユーザーも環境対策をしっかり評価すること。それが企業の環境対策を促す。ユーザーの意識が問われている時代だとヒシヒシ感じます。(新美)
http://www.toyota.co.jp/jp/news/07/Apr/nt07_0408.html

