2007年04月18日

携帯電話による歩行者検知システムを実験へ

日産が新たなITSシステムを開発し、検証実験を始めます。今回開発されたのは車両やドライバー、歩行者が持っている携帯電話の通信を利用したもの。

ドライバー所持の携帯電話を利用して得られる車両のプローブ情報(車両の位置、速度などの情報を発信するシステム)と、歩行者が所持する携帯電話の位置情報を収集。車両の進行方向前方に存在する歩行者を検出することにより、車両を通じて注意喚起を行うのです。

今回の実験では車両の走行速度や歩行者の移動速度、両者の距離など様々な条件に応じて詳細に行われるそう。また注意喚起のタイミングについても検証していくとのこと。携帯電話を活用する通信技術については、NTTドコモが協力しています。

携帯電話を使うとは、なかなか面白いことだと思います。最近では大抵の人が携帯電話を所持しているから、それなりに有効であるでしょう。今回のシステムは見えにくい場所にいる歩行者や、さらには自転車に乗っている人も携帯を持っているわけだから、自転車の飛び出しにも有効だと考えられます。もっと言えば、自動ブレーキシステムと併用することによって、対人事故は大幅に減らせると思う。今回の実験では携帯のGPS機能が利用されていますが、誤差がより少なくなり、それぞれの速度を加味して衝突の可能性大と認知された場合に自動でブレーキかけてくれれば、これほど有効なシステムはないでしょう。対人では死亡率も高いから、それが防げれば交通事故死亡者はかなり減らせるはず。

近年様々な安全技術が実験されている。それぞれ魅力的であるものの、その中のどれが一番有効で、さらに普及可能なのか。コストなども含めて、キッチリ選んで行く目が必要だと思います。それにしても、ナビ機能搭載などのように、最近携帯電話の用途が把握仕切れないくらい広がっていますね。(新美)

http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2007/_STORY/070417-01-j.html
posted by Carmode at 17:14| ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする