2007年03月26日

スパイカー、スーパーアグリを再提訴!

先週末行われたF1開幕戦オーストラリアGPで、昨年のホンダチームのマシンの改良バージョンを使うスーパーアグリF1チームを提訴する、と発表したスパイカーチームが法的措置を開始した。スーパーアグリのマシンが昨年のホンダチームのマシンに近いために、現状のルールでは違法となっているカスタマーカーの使用(他チームが製作したマシンを使うシステム、来年からは解禁される)にあたるのではないかとスパイカーチームが指摘しているもの。

この問題について、F1を統括するFIAからはすでに合法という裁定が出ているため、調停は近いうちにスイスを拠点とするスポーツ調停裁判所にて行われることになる。なお、スパイカーチームはスーパーアグリと同じように、レッドブルのマシンを改良して使っているとトロ・ロッソも同時に提訴するとのことだ。

スパイカーがスーパーアグリとトロ・ロッソを提訴するのは、多くの人が感じているように、スパイカーが一番近いライバルとなる2チームにコンストラクターズランキングで敗れることを恐れているからとしか思えない。実際、スパイカー自体もスーパーアグリとトロ・ロッソをレース出場やF1から追放する気はなく、両チームにはコンストラクターズポイントを得る資格がないと主張しているのだから。

個人的にはスパイカーのしていることは見苦しい部分が多いと感じる。スーパーアグリの鈴木亜久里代表がこの件に対して「負け犬の遠吠えだよ。他人のことをとやかく言うより自分のクルマを速くするべきだ」と発言しているように、調停に使う労力をマシン改良に使った方がよほど有意義なのではないだろうか。イザコザのないクリーンな争いを見るためにも、なるべく早い時期の問題解決を望みたいものだ。(永田)
posted by Carmode at 21:37| ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする