2007年03月26日

形状記憶部品がクルマに使われる?

「形状記憶部品」がそう遠くない将来に自動車用にも使われることになるかもしれない。2010年を目処に、GMが形状記憶合金や形状記憶ポリマーといった新素材の「スマートマテリアル」を自動車用に実用化するよう目指していると発表したのだ。スマートマテリアルは熱や圧力、電圧などを加えることで形状、強度を変えることが可能な上に、元の形状を記憶し、回復する性質も備えているため、自動車用だけでなく他の乗り物用としても注目されている。

今回発表された「スマートマテリアル」の具体的な使い道としてまず浮かぶのは、やはり外装部品だろう。隣のクルマがドアの開閉をする際などに当てられるケースの多いドアに採用すれば、ショッピングモールの駐車場などで被害に逢うケースの多い「ドアパンチ」の減少につながるだろう(だからといって注意を怠ってはいけないが)。また、その他の外装部品に使われても、ごく軽いクラッシュだったら費用のかかる板金修理や部品交換を行わなくても済むようになりそうである。また、その他にも形状を変化できる性質を利用して、ドアハンドルを収納式にしたり、エアロパーツなどを状況に応じた形状にするといった使い方も考えられているそうだ。

最近、明るい話題を聞くことの少ないGMだが、この「スマートマテリアル」は久々にGMの技術力をアピールできるチャンスとなりそうだ。(永田)

http://www.gmjapan.co.jp/system/news/detail.asp?code=558
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