2007年03月14日

フォード、アストン・マーチンを売却

フォードの経営不振が話題となって以来、売却されることを確実視されていたアストン・マーチンの買収先が決定した。新たにアストン・マーチンのオーナーとなったのは、来年からのF1参戦を決め、スバルのWRC活動のサポートなども行っている「プロドライブ」のデビッド・リチャーズ氏を中心としたイギリスの投資家グループ。買収額は4億7900万ポンド(日本円で約1000億円)で、今まで筆頭株主だったフォードも4000万ポンド(約80億円)分の株式を保有するという。今回、プロドライブを中心とした組織がアストン・マーチンを買収することになった背景には、アストン・マーチンがプロドライブとパートナーを組みル・マン24時間レースに出場したことなども関連しているようである。

今後のアストン・マーチンのクルマ作りの方向性については正式な発表はされなかった。しかし、フォードとのつながりは継続されるため、おそらく今までと同様にフォードから供給されるエンジンやベース車両(アストン・マーチンのエントリーモデルであるV8ヴァンテージはジャガーXKベース)を使うと予想される。また、こちらは完全な憶測となるが、来年から始まるプロドライブのF1参戦においてもどこかにアストン・マーチンの名前が使われたり、アストン・マーチンを介して06年までフォードから供給されていたエンジンをプロドライブが使うということも考えられるかもしれない。

今後、アストン・マーチンとプロドライブによる取り組みには世界中から大きな注目が集まりそうだ。(永田)
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