燃料電池車というと、どうしてもお金が気になる。何せ1台数億円とも言われますから。今回のニュースを聞いて「ハリウッド女優だから、高いお金を出して乗るんでしょ」なんて思った人もいるはず。けれど、実際にはそこまで高額ではない。ホンダは2005年6月に世界で初めて個人客にFCXをリース販売していますが、その時に設定された価格は1ヶ月に500ドル。5万円ちょっとです。毎月5万円というのはそこまで安くないですけど、車両価格からすると、考えられないくらい安いでしょう。ちなみに世界初のリース販売では水素充填は近くのホンダ研究所で行われ、1kg=2ドルという価格。満タンにしても7、5ドルしかかかりません(航続可能距離は300km以上)。
ホンダは日本の内閣府にもFCXを納入しているし、日米ですでに30台上のFCXを納車している。とはいえまだまだ燃料電池車は知られていないし、現実味のあるものとして受け取られていないように思います。今回の「ハリウッド女優が、燃料電池車に乗る」というのは、もちろんケルヒャーさんの希望もあっただろうけど、きっとホンダの方でも積極的に動いていると思います。リース販売したところでなかなかペイできるものではないけど、燃料電池車を多くの人に知らしめるには、いい素材になるでしょうから。ともあれ、初めての愛車が燃料電池車なんて、何とも羨ましい話だと思います。(新美)
http://www.honda.co.jp/news/2007/4070308.html

