しかしながら、「SX4 WRCコンセプト」のWRCデビューは今年。現在開催されているジュネーブショーで「10月のフランスラリー(ツール・ド・コルス)、11月のラリーGB(グレート・ブリテン)の2戦にテスト参戦する」とアナウンスされたのです。これでスズキのWRCデビューは、今年末にも見られることとなる。
「SX4 WRCコンセプト」は、スタイリングからしてなかなかカッコイイ。加えてJWRCでトップを行くノウハウあるので、案外健闘するのではないでしょうか。気になるのはドライバー。噂にあったグロンホルムはフォードで元気に走っており、ドライバーズランキングも現在トップ。スズキに来る可能性は低いでしょう。若手を育てるという意味を込めて、現在JWRCで素晴らしい成績を収めているP・Gアンダーソン選手なんかを起用しても面白いのではないでしょうか。
それにしても、もう1つ驚いたのがジュネーブショーへ出展されていた「スイフトスポーツ ラリーカップ」というクルマ。スズキは各国代理店が実施する「スイフトスポーツ ラリーカップ」をサポートするべく、スイフトスポーツのユーロスペックをベースにグループN車両を設定したのですが(今春よりスイフトスポーツ ラリーカップは欧州各国で開催される予定)、そのカラーリングが意外だったのです。
スイフトスポーツ言えば、イメージカラーは黄色(チャンピオンイエロー)。JWRCも黄色いマシンで頑張っております。ところが今回出展されていたのは、白のボディに青色系のステッカーが貼られたもの。簡単に言うと、「SX4 WRCコンセプト」と似たようなカラーリング。もしかしたらスズキはWRC参戦を機にスイフトスポーツのラリーカラーリングも変更するのかも。
先ほども述べましたが、「SX4 WRCコンセプト」はかなりカッコ良く、存在感抜群。参戦するだけで世界におけるスズキのブランドイメージは大きく向上すると思います。日本で軽自動車を減産し、その分世界的に好評な小型車の生産を増やすなどして世界的見地に立っての活動を広げているスズキは、WRC参戦でさらに大化けする可能性大であります。(新美)
http://www.suzuki.co.jp/release/d/d070306.htm

