2007年03月07日

事故車のガラスを素手で割る?

5日午後8時15分ごろ、香川県坂出市の県道で右折しようとしていた軽自動車に後ろから来た乗用車が追突し、横転するという事故が発生した。運転していた藤田健さん(72歳)は、クルマが横転してしまったために車内に閉じ込められる事態に。車内から脱出できなければ、車両火災も考えられる非常に危険な状態となっているところに、自転車で通りかかった小倉遼さん(中学3年生)がとっさにフロントガラスを素手で叩き割り、藤田さんを救出した。軽自動車はその直後に炎上したということなので、本当に間一髪であった。二人に大きな怪我はなく(藤田さんが首などに全治一週間程度、小倉さんもガラスを割る際に負った手の傷くらい)、本当に不幸な事故であったがいくつもの幸運が重なったと言えるのではないだろうか。

それにしても小倉さんがとっさに取った行動は賞賛されるべきものだと思う。普通だったら、事故を起こしたクルマ見ただけでも身がすくんでしまうようなところで、ガラスを素手で叩き割ったというのだから。よく考えれば、クルマのガラスを割るのはハンマーなどの工具か袋の中に重いものを詰めて叩きつけるというようなことをしないと困難と言われているのだから、もしかすると事故にあったクルマが古めのジムニーだったために、ガラスが合わせガラス(ガラスとガラスのフィルムが入っており、割れにくい)ではなく旧来の割れやすい強化ガラスを使っていた可能性があることも今回の救出劇に一役買ったのかもしれない。

なお、小倉さんは8日に高校受験を控えており、事故の際は塾からの帰り道だったとのこと。これだけの善行をした小倉さんには試験中に神様も何か後押しをしてくれるのではないだろうか。(永田)
posted by Carmode at 11:56| ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする