2007年03月07日

ハンドル位置は前後にも調整したい!

ステアリング位置を上下に調整できるチルト機能はたいていの車種に付いているが、ステアリング位置の前後調整を行うテレスコピック機能のないクルマはまだ多い。テレスコピック機能がチルト機能ほど普及しない理由には、コスト面以外に重量の問題(あるクルマでは、テレスコピック機能を付けるとステアリングロッドが1kg程度重くなり、関連する部分も補強のために重量増加してしまうという)もあるとのこと。逆に考えれば、軽量化さえ出来れば、機械的なデメリットは克服できるとも言える。テレスコピック機能は手が短い人にとっては非常に有難い機能であり、設定を希望するユーザーも増えているところにNSK(日本精工)は超軽量かつ高剛性を確保した「チルト・テレスコピックコラム」を開発し、発売を開始した。

この「チルト・テレスココラム」はアルミの採用などにより、従来のものに比べ25%もの軽量化を果たしており(従来品:3400g、新製品:2550g)、燃費向上に寄与。先ほど例に挙げたクルマの重量増の1kgに近い850gの軽量化を果たしているので、他の部分の重量増も低減しながら、テレスコピック機能を採用できるようになるのではないだろうか。また、振動に対する剛性アップによるハンドル操作の安定性、快適性や衝突時の安全性も向上しており、クルマそのものの性能にも好影響を与えそうである。

NSKではこの商品を2010年に130万本を販売するということなので、量産効果によるコストダウンも期待できそう。ぜひ、テレスコピック機能の装着拡大に貢献して欲しいものだ。(永田)

http://www.jp.nsk.com/jp/press/07/pre070306.html
posted by Carmode at 10:13| ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする