運行中のアドバイスについては、コンピュータが車両から「車速信号」「アクセル開度信号」「エンジン回転信号」を取得。車載器(メインユニット)に付いているGセンサーからもその時のG状況を取得し「エンジンの状況」や「積載状況」、上り坂や高速走行などといった「走行状況」を判断します。そして燃費の悪い運転操作に対し音声とディスプレイ表示によりドライバーへ警告。速度超過やアクセルの踏み込みすぎ、急減速やシフトアップタイミング、アイドリングや空ぶかし、さらには休憩を促進するために4時間連続走行まで警告してくれます。
ディスプレイには常時燃費状況が分かるように、瞬間燃費や平均燃費、過剰燃料消費量(省燃費運転に反する運転操作によって消費した余分な燃料の積算値)が表示されています。
運行状況を管理者に報告してくれるのも大きな特徴。運行毎の平均燃費はもちろん、運行毎のエコドライブレベルや「速度」「シフト操作」「アクセル操作」などを点数化してレーダーチャートで表示。ドライバーがどんな運転をしたか、管理者がしっかり把握することで省燃費運転を支援してくれるそう。
ここまで聞くと「省燃費運転にかなり有効なシステムだ」と思えるけれど、値段がちょっと高い。メインユニットが20万7900円。メモリーカード1万5750円。運行管理ソフトウェア(事業所毎にソフトウェアは必要となる)が37万9050円。まぁソフトウェアは事業所に1つあればいいものの、メインユニットとメモリーカードだけでも22万円を超えます。
しかし、クルマのハード面ではなく、ドライバーの意識に訴えかけて燃費をよくしようという試みは歓迎できます。ドライバーの運転方法で、燃費って大きく変わりますから。「日野ドライブマスターPRO」が今後どんどん進化し、価格も安くなれば意識の高い事業者は多数装着し始めるのではないでしょうか。(新美)
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