「nav−u」の特徴はライバルとなる「ミニゴリラ」、「DrivTrax P5」に比べて基本的な機能で優位。具体的にはクルマのメインコンピューターにある車速センサーと接続しないポータブルカーナビのため、トンネルや地下に入ってしまうとGPSからの電波を受信できずに自車位置の表示が止まってしまう。これを防ぐ「ポジションプラス」(加速度センサー、気圧センサーから構成されるもの)と、VISC情報を受信できるアンテナをオプションで用意している点である。
また、以前ソニーから発売されていたカーナビ「XYZ」シリーズに採用され、好評となっていた指先で画面をなぞるだけで「ジェスチャーコマンド機能」(自宅へ帰るときは屋根を描く、地図の縮尺を変えるときは円を描く)も搭載され、使いやすさにも配慮。
地図情報は本体に内蔵されている基本的な情報の他にも、より詳細な情報も収録したDVD−ROMも備えられ、パソコンとUSBケーブルを使ったデータ転送や別売りのメモリースティックPROデュオにデータを追加して使うことも可能だ。
大きさは横幅約134mm×高さ約79mm×厚さ約44mmで、「ミニゴリラ」、「DrivTrax P5」と比較すると、横幅と高さはだいたい同じだが厚みではほぼ倍となる。厚みのある分で重いのか、重量も「ミニゴリラ」(約280g)、「DrivTrax P5」(約198g)よりも重い約360gだ。といっても、「nav−u」はクルマ同士の移し替えまで主に想定し、徒歩の際に使うことはあまり想定していないようなので大きな問題にはならないだろう。
実売価格(正式にはオープン価格)も本体が6万円前後、VISC情報受信に必要なVICSビーコンユニットも2万円前後とリーズナブル。競争力は高そうだ。こうなると、「ミニゴリラ」、「DrivTrax P5」との性能比較、次はどこのメーカーが参入するかといったことに注目が集まりそうだ。(永田)
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200702/07-0227/

