農林水産省はバイオエタノールの増産目標を600万kLにしていますが、これが現実的に可能であることを示す形である工程表。工程表を見ると確かに600万kLの生産は可能だと思います。サトウキビや小麦、トウモロコシなどからバイオエタノールを生産するのはすでに一般的だし、さまざまなメーカーの活動を見ていると、ホンダの稲ワラからバイオエタノールを生産する技術をはじめ、ほかにも建築廃木材などからバイオエタノールを生産する技術だって確立されつつある。しかしながら、問題はやはりコストだと思います。工程表でも生産コストは1リットル当たり100円が目標。これでは販売価格がいくらになるのか。いくら環境にやさしいとはいえ、コスト高ければ、需要は少ないでしょう。ガソリンに混ぜる方法でも、結局ガソリンの値段を上げることになってしまいます。
単に増産するのではなく、徹底的なコスト削減も考えてもらいたいもの。そこらへんは、民間企業を見習ってほしいところです。(新美)