また、運転手と亡くなった添乗員の年齢がそれぞれ21歳(大型二種免許を取れる最低の年齢)、16歳(運転手の兄から「人手が足りないから」と手を貸したという)と非常に若かったことに疑問を持つ人も多いだろう。実際、大型観光バスの運転にはかなりの経験が必要なため、通常は数年間路線バスや大型トラックの運転手をしてから大型観光バスのハンドルを握るというのだから、このバス会社の経営方針などにも大きな問題がありそうである。
規制緩和や値下げ競争の影響もあり、労働条件の下で動いている大型車や経験不足のドライバーには過酷とも言える責任を委ねているケースは事故になっていないだけどたくさんあるのではないだろうか。このような事故がこれ以上起こらないよう、人への教育や労働条件の改善を望みたい。(永田)

