2007年02月18日

F1のGPMA、形骸化へ

昨年のF1GP覇者であるルノーが、GPMA(グランプリ・マニュファクチャラーズ・アソシエーション)からの脱退を発表しました。ご存じの方もいるかと思いますが、GPMAとは、F1に参戦しているメーカーがFIAに対抗する形で結成したもの。前身はGPWCホールディングという団体で、主に欧州メーカーが主体だった。

しかしながらフェラーリなどが脱退する一方、ホンダトヨタが加わり、ルノー/メルセデス/BMWと合わせて5社からなるGPMAという団体に。FIAへのやり方に異論を唱えたり、マニュファクチャラーズチームに対する待遇の改善を求めたりと、FIAとGPMAは日本でいう自民党と民主党(?)みたいな関係でした。一時はFIAとGPMAとの関係が悪化し、GPMAはF1に対抗する新たな世界選手権シリーズを企画したこともあります。

そういった流れであったものの、先ほど述べたフェラーリ離脱のあと、今度はトヨタも離脱。フェラーリはGPMAを離脱後FIAとの歩み寄りを見せ、またトヨタなどが脱退したことで、GPMAの影響力はどんどん小さくなっています。

前置きが長くなりましたが、今回ルノーが脱退をしたことで、さらにGPMAは形骸化されたことになる。3チームではもはや大きな影響力は期待できません。ルノーは「今後はフェラーリやトヨタも含めた、F1に参戦する全マニュファクチャラーズと協力していく必要がある」とコメントしていますが、全くその通りだと思います。

FIAのやり方にはF1ファンでも疑問に思うところはあるし、だからこそ、監視役としても建前上対立する団体は必要だと思います。ルノーの脱退をきっかけに、今後F1界はどう動いていくのでしょうか。(新美)
posted by Carmode at 20:43| ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする