2007年02月16日

ハイブリッド、今後10年で16倍?

「今後10年で、ハイブリッド車の世界販売台数は16倍になる」。数字は驚くべきものであるけれど、それでも現実味のある予測が矢野経済研究所から発表されました。矢野経済研究所は、2005年にはおよそ32万台だったハイブリッド車の世界販売台数が、10年後の2015年には537万台に達するだろうと予測。トヨタは2010年代前半にハイブリッド世界販売100万台を目標としていますが、矢野経済研究所の予測通りにいくならば、100万台は相当早い時期に達成されると見込まれます。何せ、ハイブリッド車といえばトヨタ車が大半を占めるでしょうから。ちなみに2007年はというと、世界販売49万9000台ほど(前年比28%増)と予測されています。

発売から4年くらい経ているプリウスでさえ、日本では月間ランキングの上位に食い込むほど人気。となると、今後は生産能力をいかに増強するかがポイントだと思います。需要はいくらでもある状態。それから、やはり安価なモデルにどれだけハイブリッドが搭載されるかも重要。最近は高級車にハイブリッドを搭載する例が多いけれど、高級車に搭載されたハイブリッドはそこまで台数を期待できないでしょう(利幅は大きいかもしれないけれど)。ホンダもジュネーブショーへ小型ハイブリッドスポーツを出展するし、今後ヴィッツやカローラのようなモデルにハイブリッドをラインナップすれば、台数は飛躍的に伸びるはず。

16倍と聞くと「本当か?」と思ってしまいますが、今のハイブリッド人気を考えれば、現実味ある話に感じます。10年後にこの予測が当たっているのか。当たっていたとしたら、温暖化も少しは改善される方向に向かっているかもしれません。(新美)

http://www.yano.co.jp/press/press.php/000229
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