従来のプラスチックとどこが大きく違うのかと言えば、それは「ゴムのように変形する」という点。先ほども述べたように、プラスチックは通常高い強度や剛性を持ってはいるが、急激な衝撃を受けると割れる。一方でゴム材料は強度・剛性は低いものの、衝撃を加えても脆くならない特性を持つ。今回開発されたプラスチックはプラスチックとゴムのいいとこ取りで、通常は高い強度を持ちながら衝撃を受けるとゴムのように柔らかく変形し、衝撃を吸収してくれるのです。
これ、素晴らしいプラスチックだと思いませんか? 耐久性や耐候性を満たせば、自動車部品としても有用。外装部品へ使えば、衝撃吸収による歩行者保護にも貢献してくれるでしょう。
熱に対しても高分子プラスチックならある程度難燃性を持っているだろうし、今後自動車への幅広い活用が期待されます。東レは2008年までに実用化に向けた基本技術を確立し、2010年までの製品化を目指しているとのこと。(新美)
http://www.toray.co.jp/news/pla/nr070131.html

