メーカー別に見ていくと、好調だったのはスズキで前年比の109.2%を記録。おそらく、昨年投入したSX4とスイフトが検討しているせいだろう。また、レクサスもLS460の効果が大きいようで前年比216.5%だった。
平均値の89.7%を超え、堅調といえるのがホンダ、マツダ、トヨタで、それぞれ前年比97.7%、95.4%、91.4%を記録した。特に90%台後半の販売台数となったホンダとマツダは大健闘といえるのではないだろうか。
ちょうど平均値といえるのがスバルで前年比88.3%だった。細かく見ていくとスバルは小型車が前年比144.9%と、昨年11月に投入したインプレッサのお買い得仕様が販売の上では貢献しているようである。
そして、絶不調なのが日産と三菱で、それぞれ前年比76.5%と61.5%だった。特に三菱に至っては販売台数でスバルとスズキに負けてしまっている。三菱の場合は本来台数を稼ぐべきランサーとコルトが古くなっていることが販売不調の大きな原因なのだろう。しかし、先日発表したデリカD:5はすでに販売目標台数の約1.5倍となる3400台を受注し、秋には新型ランサーの投入もあるので、しばらくすれば明るい兆しが見えてくるのではないだろうか。
日産は新型スカイラインが好調となっているせいか、3ナンバー車は前年比120.9%を記録したものの、肝心な5ナンバー車は前年比65.3%となったことが不調の大きな原因のようだ。今のところ、日産から拡販が期待できる新型車が出るという情報もないので、しばらくは厳しい時期となりそうである。
なお、好調が続いていた輸入車もそろそろ需要が落ち着いてきたようで、合計販売台数は前年比92.3%となる1万3261だった。
買い替えサイクルの長期化、クルマへの関心の薄れなど国内販売の低迷はしばらく続きそうだが、自動車メーカーには「これだ!」という新型車を出していただき、クルマが売れるように頑張って欲しいものである。(永田)
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