2007年01月31日

06年の自動車業界は空前の好調となりました

最近、自動車メーカーからは「過去最高の生産、輸出台数」を記録といった景気のいい発表をよく耳にするが、30日に日本自動車工業会から日本全体の2006年の自動車生産、輸出台数の実績が発表された。

まず、06年の生産台数実績は05年を6.3%(台数にすると68万4574台分)上回る1148万4223台を記録。車の種類別に見ると、乗用車が975万6515台(3年連続プラスとなる前年比8.2%増)、トラックは3年連続マイナスの163万9081台(05年と比べると4.0%のマイナス)であった。

輸出実績の方も05年と比較すると91万3611台多い596万6672台(前年比18.1%増)を記録。種類別では乗用車が529万5497台(前年比21.4%増)、トラック57万7974台(前年比5.6%減)という結果だった。

仕向け地別の輸出台数も多くの地域で前年比を10%以上も上回る台数となっているが、アジアへの輸出台数だけは前年の9.2%マイナスとなっている。これはおそらく現地生産が他の地域以上の勢いで増加しているためだろう。

この結果を見ると「日本の自動車メーカーは国内需要の伸び悩みを輸出で完全にカバーしており、怖いものなしだな」と感じる。しかし、一方では輸出台数の増えすぎによる貿易摩擦や国内市場よりも海外市場を重視するメーカーばかりとなってしまわないか? という懸念もある。今後、自動車メーカーにはあらゆる面での「折り合い」も十分に考えて欲しいところである。(永田)

http://www.jama.or.jp/stats/export/20070130.html(06年輸出実績)
http://www.jama.or.jp/stats/product/20070130.html(06年生産実績)

posted by Carmode at 18:26| ニュース