2007年01月26日

横浜ゴム、タイヤのリサイクルに取り組む

横浜ゴムが、業界で初めて自社内でのリサイクルゴム量産化を開始しました。ゴム製品の生産工程で発生する加硫ゴム屑からタイヤ製品などの原材料として再利用できる再生ゴムの量産化技術を横浜ゴムは確立しており、この技術を自社内で本格的に活用することで、今年は年間400トンのリサイクルゴムをタイヤ製品の原材料として使用する予定だとのこと。

リサイクルゴムの利用は今までも行われてきましたが、今回の大きなトピックスはゴムの質が良いこと。加硫ゴム屑をリサイクルする場合、従来ではゴムの性能が大きく低下していた。薬剤を使ってのリサイクルとなるため鎖状のゴム分子を切断してしまい、ゴムの物性が大きく損なわれてしまっていたのです。よって、タイヤ製品にリサイクルゴムを使用するのはなかなか難しい面があった。

横浜ゴムが導入した設備は薬剤による化学処理を必要としないため、新品ゴムに近い物性をもっています。また加工性も高いため、リサイクルゴムでありながら、高品質な原材料と成り得るのです。コストも低く抑えられるそう。

昨今、タイヤに代表されるゴム製品は、原材料費の高騰により値上げを余儀なくされている。当サイトでも各タイヤメーカーの値上げを幾度となくお伝えしてきました。このリサイクル技術が上手に使えれば、環境だけでなく価格の面でも大きなメリットあるかもしれません。

横浜ゴムは廃タイヤを利用した低騒音道路を作ったりと、廃品を上手に利用した活動に熱心。最近では自動車製品全てのレベルが上がり、製品そのものだけでなくブランドイメージがより大きな存在感を示すようになってきた。横浜ゴムはCMでも環境性能を訴えるものを採用しており、今後ブランドイメージの向上が見込まれます。(新美)

http://www.yrc-pressroom.jp/html/200712412mg001.html
posted by Carmode at 10:31| ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする