この強気の理由は、「販売店を55店舗から75店舗に拡充」「昨年11月に発表したグレンジャーのLPG仕様車で新規市場開拓」「新車攻勢」である模様。果たして思惑通りにいくのでしょうか。
グレンジャーのLPG仕様車は、確かにタクシーなどでの需要があるかもしれない。けれど一般にはあまり出回らない種類のクルマであり、なかなか市場開拓するのは難しい状況。実際にグレンジャーLPG仕様が発売された後、特に好調だとの情報は聞きません。発売当初に好調でなかったら、これから盛り返すのはもっと厳しいでしょう。
「新車攻勢」もかなり疑問。もちろん新車を出すことは歓迎できる。けれど、性能と価格のバランス取れた日本車を大きく超える何かを持っていないと、やはり厳しいのではないでしょうか。ヒュンダイのクルマは確かに安く、質感もそこそこ高い。けれどブランドの知名度あまり無く、武器としている「安さ」も、国産メーカーの魅力を超えるほどではありません。安さだけでは厳しいということが、日本市場でははっきりしております。
となると、やはりもっと大きな話題になるものを持っているクルマをリリースするなり、革命的なことを起こさないとなかなか販売台数は伸びてくれないのでは。2007年の販売目標は、台数で見るとおよそ1400台増を目指すこととなる。このままでは厳しい数字だと思います。(新美)

