サイズ、スタイルから見ていこう。サイズは先代Cクラスよりも全長、全幅、全高がそれぞれ55mm、42mm、20mm拡大された4580mm×1770mm×1448mm。全幅が1800mm以下に抑えられているので、日本でも使いにくさを感じる場面は少ないのではないだろうか。スタイルはSクラスの弟分といった感じでなかなかカッコいい。また、見る角度によっては2ドアクーペのように見える点や、スポーツ志向の「アバンギャルド」とAMGパッケージではスリーポインテッドスター(ベンツのマーク)がグリルの中に組み込まれている点も大きな特徴と言えるだろう。
エンジンバリエーションは1.8リッター直4+スーパーチャージャー、2リッター直4+スーパーチャージャー、V6の2.5リッター、3リッター、3.5リッター、2.1リッターと3リッターのディーゼルと多彩。新設計のエンジンはないものの、その分多くの改良が施されているとのことだ。
走行性能の面では「アジリティコントロール」という可変ダンパーシステムの設定や、かなりクイックになったというステアリングギアレシオなどが大きなトピックスである。もちろん、安全性にも力が入っており、Sクラス譲りのプレセーフ(衝突前に乗員の姿勢を整えておく)、ネックプロ(追突事故の寸前にヘッドレストを前方に移動し、首の保護をする)の他、急ブレーキの際にブレーキランプを点滅させて後続車に注意を促す「フラッシングブレーキライト」も装着される。
サイズは小さくても魅力に満ち溢れていそうな新型Cクラス。日本への導入時期や設定グレードは未定だが、日本上陸は比較的早いのではないだろうか。レクサスIS、BMW3シリーズとの戦いが今から非常に楽しみである。(永田)

